表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

漢詩

自轉車

作者: 鱈井 元衡

○○●●●○○

雙輪自疾足驅停

●●○○●●◎

試出塵囂道欲遙

○●○○○●●

多嘆常觀何止狹

○○●●○○◎

茲終致想氣飄飄


【句形】

七言絶句、平起式、下平2蕭(遙、飄)


【訓読】

双輪さうりんおのづからくして 足駆そつくまる

こころみに塵囂ぢんがういづれば みちはるかならんとほつ

おほなげく つねるはなんせまきにとどまるやと

はりにおもひをいたせば  飄飄へうへうたり


【大意】

二つの車輪が一人でに速くなってくると足の動きも停まる。

ためしに人里を離れてみたら、道中どんどん遠く行ってみたい気分に。

しきりにため息をつく。僕の見ていた場所はこんなにせまかったのかと。

この道の末に想像をふくらませると奥底から気分がすばすばとしていく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 第一句、リズムがいいです。導入部としてもいい感じです。 雙輪自疾足驅停  ー名句かも [一言] 大意を読むまで何を言っているかわかりませんでしたが、私にとって全ての漢詩はそんなものです。(…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ