説明書
しっかり腰を据えて読む。
はじめに
健全の為に魔法でスカートめくりをしたりするのはやめましょう。
できますよね?
ok! your genius!
「なんか…イラっとするなー」
「先輩、抑えて抑えて」
次のページをめくる。
CONTENS
登場人物…
読書方法…
感想について…
基本レビュー…
主人公…
案内人…
魔法でできること…
町や村や都市…
アイテム…
「え?ゲーム?」
「その方が分かりやすいと思いまして♪」
「あ、そう」
ページをめくっていい?と後輩ちゃんに聞いて、はい♪と頷きページをめくり。
登場人物主人公(1)には私の事が書かれていた。
身長…体重…性別…仕事…好み…ダメ…おやじ…。
「どうやって調べたし…」
そこに記載されているものは、すべて事実であり驚くほどに正確であった。
「先輩…おやじだったのですね…」
「驚いた?いまさら感だけどねー」
「いえ…先輩は先輩ですから、好きには変わりありません♪」
「ありがと♪」
さてさて、ページをめくり主人公(2)の後輩ちゃんは…。
身長、体重と変わらずに続き、ダメ、歪紫数
「なに…ふせいむらさきかずって…」
「…なんでしょうね?」
歪紫数…思いが強すぎるゆえに、それを縛り付ける思いも強く、受け入れがたいことと知っていてもなお、求めずにはいられない。
「すごく詩的な表現すぎてわからないわー」
「自分のことなのに私もわからないです…」
謎を残したまま次のページへ。
案内人(1)ホワイトバニーで気になるダメの次は…。
「…壮大すぎない?」
「好きだから仕方ないねじゃないですか♪」
「せやねー」
好きならシカタナイネ…、次。
案内人(2)ブランラパン(ホワイトバニーと同じ容姿で同じ格好)
「双子ねー」
「いつ会えますか?」
「そのうちに♪」
じゃ、次。
セーブ、冒険をセーブできます。
「どいうことなの…」
「どいうことなのです?」
「どいうことでしょうね〜?」
あ!
「そいうことなのね…」
「そいうことでしたか!」
「そいうことです♪」
次。
旅人、アドバイスを聞けます。
容姿は某有名なミステリー洞窟に行く、オコジョを連れた風来坊の格好した中年。
「おにぎりの食べ過ぎかしら…」
「おっしゃる通り…」
なお顔は糸目の長四角で優しそう。
次。
精霊、仲介役。
「何との?」
「わかりませんね♪」
「なんでー?」
「見たことありませんので♪」
「あ、そう」
伝聞かー。
次。
読書方法
「ふーのどかわいたー」
少しきゅうけー。
「紅茶とコーヒーですね♪」
ホワイトバニーがドアの向こうへ消える。
「さすがにバックパックには入ってないみたいねー」
「異世界の紅茶…どんな味かな〜」




