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-キヲク- basic is unbasic i know i see.  作者: 黒兎
ファンタジーワールド
16/24

ホラー好きなので

…状況が全然進展しない。


…。


自分で作り出す恐怖を抑え込み、意を決してドアに向かって歩む。


慎重に…。


慎重に…。


近寄って、震える手でドアノブを掴み…。


静かに回して…一気に開ける!




…?


誰もいない?


右を見ても左を見ても…誰もいない。


「どいうことなの…」


感じていた気配も無く、私の気のせいだったのだろうか?と思い。


後ろを向いて後輩ちゃんを見る。


「ばに〜」


綺麗な笑顔で容姿の整った女性が手を振りながら挨拶してくれた。

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