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すごく仲良しなだけです
更衣室を出て、ソファーに座って雑談していた店長と料理長に帰りの挨拶をする。
「ありがとうございました、おやすみなさい」」
「はい、おやすみありがとう」
「お疲れ、おやすみまたよろしく」
「ぉ疲れ様です…」
店長の疲れ知らずの太陽みたいな笑顔と、料理長の大人の余裕がある笑顔に見送られお店を出る。
すっかり暗くなった夜道に、小さくとも頼もしくLEDの光が道を指し示し、パートナーもLEDの様にわたしを頼もしく照らしてくれる人が欲しいなーと思っていると、後輩ちゃんが話を切り出す。
「先輩、少し飲んでから帰ります?」
「んー…今日はお家ビールで良いかなー」
「わたしもおじゃましても大丈夫ですか?」
「うん♪きてー」
「喜んで♪」
予定が決まったら後は最近の流行りの話をして、何事もなく帰り道を楽しく移動し、家に後輩ちゃんと一緒に入った。