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夢のようなもの
目をさますと薄暗い場所にいた。
「…」
寝起きの体を起こして、お腹すいたなーと思ったので何か食べ物ないか辺りを探る。
「ここは…どこなのか…、人のうちです…だよね…」
と名言(暑い)をこぼしつつ空腹を満たすものがないか辺りを見ると…。
「あ…出口かな?外になら食べ物あるかな」
光がさす方に向かい眼前に広がる景色に素直に答える。
「すごく綺麗…」
山々が連なっていて、その山の一つの中腹から流れ出る滝が大きな湖を作り、いくつもの小さな川を作りその周りには草食動物だろうか?ゆっくりとした動きで水を飲んだり、子供たちが遊んでいる。
住んでいた場所では知る事のできても、見る事できなかった感動に暫く浸る。