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俺は強くなる。どこまでも。  作者: 11831
プロローグ
1/8

第一話 開校

俺はなかなかに楽しい学生生活を送っていたんだ。

退屈っていったら退屈だったけど、そんなでも平和でありきたりな毎日に満足してたんだ。 

         …楽しかったな。

 俺は強くなる…どこまでも。

 …そう決めた。


 科学の進歩や、幾度となく、くり返してきた戦争を経て発展してきた誰もが知っているような世界。

 その世界でふつーに暮らす一人の学生がいた。


「やばい、遅刻じゃね!?」


 やばいやばいやばい!

 俺一度も遅刻したことないのに!

 超優秀天才模範マンなのに!


「そんな俺が遅刻なんてできぬ!」


 失敗したー!

 やっぱ夜ゲームするもんじゃないわ。

 やめられない、止まらない。


「よし、見えたぁ!」


 いける、このままなら!

 チャイムは鳴ったけど、うちの先生は遅いからまだ来ていないはず…!


「よっしゃ!とうty…」

「おはようございます。」

「おはようございます」


 オワタ。

 でたよ、いつもは遅いくせにこういうときだけ早く来るやーつ。


「先生今日はお早いことで」

「今日は?」


 やばい、火に油注いだかな?

 全力疾走と焦りで頭が回らない!

「とりあえず、席、座りますね。邪魔ですし…。」


 よし、このまま流れでピンチを切り抜ける…!


「ちょっと待とうか、祐介。」

「…何ですか?」


 失敗。


「お前ごまかせるとか思ってんのか?」

「いやそんなつもりじゃ、ほんと邪魔になると思って。」

「お前いつも先生の邪魔してるけどな?」

「いやいやそんな、いつもって大げさな…」

「いつも遅刻ギリギリだよな?」


 あれれ?そうだっけ?


「あとちゃんと昨日の宿題持ってきたんだろうな?」

「宿題?あー昨日の。鞄の中ですよ。」

「出せ」

「え」

「今出せ」

「いやいや冗談ですよね?みんな見てるし…、朝礼の途中ですよ?とりあえず席座るんでどうぞ朝礼の続きを…」

「出せって言ってんだろ」

「いやどうか朝礼を」

「いいから出せ」

「お願いします、朝礼をやってください。」


 頼んます先生!朝礼は一日の始まりを開始する高潔な儀式なんです!グダグダいわずにやりましょう!


「やってないのか…ほんとにお前は…」


 あれ?あきれられてる?この超優秀天才模範マンが?

 まあでもこれはいい流れ。このまま流れろ…


「まあいい、とりあえず席につけ。」


 大勝利


「ありがとうございますぅ」


 はーー助かった。

 遅刻じゃなくなったのはでかい。

 遅刻は一回もしてないからね。遅刻は。


「ギリギリせーふっ」

「おはよ祐介」

「おーっす」

「さすが祐介、朝から忙しいことで」

「ほんと疲れたー、水野の奴許すまじ」

「水野のせいかしら…?」


 この子は俺の隣の席の川原楓。

 幼馴染的な存在。ええやろ。


「ゆうさんおはよ」

「梶もおはよ」


 こっちは梶平旬。

 この学校に入ってから知り合った男友達。

 すごくいいやつ。


「ふあ~、学校にもちゃんと来れたことだし、ひと眠りしちゃいますk…「えーっと、今日の遅刻者は一名…と」…先生の話は真面目に聞かねばネ。」


 先生の話はすごーく大事よ。

 この抜け目ない先生は水野一先生。うちの担任。めちゃくそ厳しい先生です。俺的に。


「今日一日気が抜けね-。」


 と、気分が朝からだいぶ最悪だったが、これはこれでいつも通りの平和な一日に満足していた。最高。こんな平和な毎日がずっと続くなら、それは最高の幸せだ


皆さんどうも、11831と申します。

これからこちらで書かせてもらいます。

小説を書くなんて初めてで勝手が全然わかんないので温かい目で見守っていただければ幸いです。

感想だったり、こうしたほうがいいといった意見には真摯に向き合っていきたいと思っております。

どしどしコメントください。待っとります。

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