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アビリティー  作者: 幻想
闇の王
4/5

セントラル襲撃

城を訪れた日の翌朝、アルカディア王国は雲一つない快晴だ。

強い日射しの中、レイは今日も上級能力者部隊の訓練があるのだ。


「おはよう、エルナおばさん!」


リオンとレイは、叔母であるシーナのところで育てられた。


「朝ごはんできてるわよ! さあ、食べましょ」


今日の朝ごはんはご飯と目玉焼きとシーチキンを使ったサラダ。

レイは軍に入った最初の1年は軍の寮で暮らし、その後はまた3人で暮らしている。

リオンとレイは同時にご飯を食べ始めた。


「ご飯食べてるときが幸せだ! シーナ叔母さん、晩飯も楽しみにしてるよ!」

「はいはい。レイ、身体に気を付けるんだよ!」


レイは食べ終わると、颯爽と出掛ける準備をした。

小粒の雨が降り注ぐ。

レイは雨の中、城に向かった。


時が過ぎ、日が暮れて夜になる。

リオンも1日修行を行っていたが、夕暮れに帰って来た。


「お帰り、リオン」

「ただいま!」

「今日はどう? 技は習得できた?」

「大分調子がいいよ」


レイは夕暮れ前にはいつも帰ってくるが、今日は帰ってこない。

訓練が長引いているのか。

時々帰るのが遅いことはある。

シーナは夕食の準備を進めた。

リオンも一息ついたその時、大きな気を感じた。

そして、爆発音と衝撃が住んでいるアパートを揺らす。


「なんだ、敵か!?」


リオンはシーナを待機させ、外へ出た。

すると、3つの顔をもつ黒いケルベロスが、街に攻撃を仕掛けていた。

邪悪なオーラを纏い、鋭い牙を持っている。

口から集束された黒いエネルギー玉を放出し、建物を破壊する。

周辺はパニック状態となり、逃げ惑う国民。

ケルベロスは赤い目を光らせ、大きな牙を剥き出している。

リオンは恐怖を振り切り、立ち向かおうとした。

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