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アビリティー  作者: 幻想
闇の王
2/5

王の間

リオンはアルカディア兵に案内され、王の間の前に来た。


「ついにアルカディア王と対面か・・・」


緊張した面持ちで深く呼吸した。

兵士が扉を開けると、奥にある王座に白髪で大きな白いマントに身を包んだ男がいる。


「よく来たな、入るがよい」


ゆっくり王の間に入ると、他に2人の男性がいることに気づく。


「3人とも私の前へ来なさい」


急いで王の前で片膝をつく。

王座の後ろに金色に光る大剣が飾られている。

これが王の能力剣なのだろうか。


「私がアルカディア王"エル・ハイラン"だ。今日はお前たちに重要な任務を与えるために呼んだ」


王の覇気に心が大きく揺れ動く。


「初代アーカディア王が神から与えられたとされる"闇のムゲン"。アーカディア王はムゲンの力で世界を闇に変えるつもりらしい。我々はなんとしても食い止めなければならない。そこで君たちには闇のムゲンを見つけ出し、破壊してほしい」


アーカディアに情報が渡っていない且つ能力をある程度使える者、そしてエルは見極めたのだ。

この3人は選ばれたのだ。

突然の言い渡しに黄色い短髪の者はで興味を示さず答えた。


「のんきに旅などしてられるかよ!俺は強さを求めているんだ。力をつけたのも自分自身のためだ。」


無礼な口調に他の二人は驚きの様子だ。

だが危険であり国にとって重要な任務であることは、心の中で理解していた。

この後エルは3日の考える時間を与えた。





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