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アビリティー  作者: 幻想
闇の王
1/5

召集

リオン・ドラグレッド・・・かつての英雄ドラゴ・ドラグレッドの息子。父の死の直前に火の能力を与えられた。父の死後、叔母であるメイリーに育てられる。


レイ・ドラグレッド・・・リオンの2つ上の兄であり、弟と同じく火の能力玉が与えられた。弟以上に正義感があり、王になるという目標がある。


アルカディア王国・・・ラシア地方にある広大な王国。リオンやレイもここで暮らしている。中でも国の中心部であるセントラルは近代的な街並みで栄えている。


アーカディア王国・・・ヨルノ地方にある広大な王国。町の中心には黒い外壁のアーカディア城がある。アルカディアと日々争っている。

光の国「アルカディア王国」に、かつて偉大なる紅蓮の剣士ドラコ・ドラグレッドの息子であるリオンとレイは日々修行に励んでいた。

アルカディア軍には、"上級能力者部隊"という能力玉によって得た能力を使って高い戦闘能力を持つ部隊があった。

リオンとレイはアカデミーに通いながらこの部隊を目指していた。


「俺も出来たぞレイ!火の玉作れた!」

「おめでとうリオン!次は手に火を纏えるようにだな!」


この世界には"気導"という概念があり、鍛えることで"気"を操ることができる。

能力玉によって得たエネルギーと気導を合わせると、能力を使用することができる。

二人は上達するのがとても早かった。

レイはリオンより2歳年上で、18歳の時に無事上級能力者部隊に配属される。

それから2年、リオンに国から通達がくる。

"アカデミー卒業おめでとう。アルカディア城、王の間に必ず来よ"

アルカディア王がお呼びのようだ。

王の間を出入りする多くは上層部。

何か重要なことがあるのではないか。


翌日、リオンはアルカディア城に向かう。

城は国の中心街である「セントラル」の中心にある。

街はビルなどが建ち並ぶ大都会。

大都会の中心に加工された石の壁で作られた壮大な城が築かれている。

リオンは城門前の兵士に声をかけた。


「本日王の間に来るよう命令を受けたリオン・ドラグレッドです」

「リオン殿、お待ちしておりました。ご案内します」


すかさず、兵士は門の中へ案内する。

リオンはこのとき初めて城へと踏み入れたのだ。





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