第七話 運命の開戦
皇紀2601年10月23日
帝国海軍柱島泊地
ここ、柱島泊地は、今、艦艇で埋め尽くされていた、その中には、改名し第二連合艦隊となった旗艦の、イージス戦艦播磨、史実より早く、そして強力になって、生を受けた、第一連合艦隊旗艦、戦艦大和、武蔵、そして、強化された、長門、陸奥を始めとする、戦艦群、さらにその後方には、アングルドデッキに、なった、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、さらに、新造空母の、翔鶴、瑞鶴がいた
イージス戦艦播磨 長官室
今長官室では、二人の人物が話していた
翔平
「山本さん、我々が来てしまったことで、今の日本は、史実よりやばいことになっています」
山本
「君たちのせいではない」
今話したのは、山本五十六大将だ
翔平
「ですが、日独伊三国同盟を結ばなかったことにより、独国は、英国と組みました、それによって、独国
は、全力でソ連と戦って、そのソ連は、今は、冬将軍の、支援を待っている有様ですよ」
山本
「そりゃひどいな」
翔平
「アメリカは、日本の海軍力に危機感を募らせているし」
山本
「確かに、今の日本の海軍力は、世界第二位だが、君らがいるから日本は、負けんさ」
翔平
「そうですが…」
山本
「それにだ、何ために、君達は、今までやってきたのかね」
翔平は笑い出してしまった
翔平
「はははっは、そうですね、ここまで来たら、あとは全力を尽くすのみです」
山本
「その通りだ、ところで、今日は、宴会を開く日だったな」
翔平
「はい、そうです」
山本
「そうか、おっと、もうこんな時間かそろそろ、おいたましよう」
翔平
「長官、今夜、播磨の、予備士官室で」
山本
「分かった」
イージス戦艦播磨 長官室
播磨
「翔平、そろそろ時間よ」
翔平
「そうか、じゃあ行くか」
播磨
「行きましょう」
イージス戦艦播磨 予備士官室
山本
「おっ長官遅かったな」
翔平
「そちらが早すぎるでは、ないでしょうか」
山本
「そうか?」
翔平
「そうです」
山本
「ふっ、まぁ、そんなこと気にしない」
翔平
「じゃあ、始めますか」
山本
「そうしよう」
その時、扉が開き、武と啓太、葵が入ってきた
武
「翔平、遅れてすまん」
啓太
「ごめんな~」
葵
「すいません」
ちなみに、堀井弘明は、現在、海軍省で勤務中であった
翔平
「やっと来たか、まぁ、座って」
山本
「全員、集まったな」
翔平
「はい、人間、艦魂、全員集合しております」
山本
「よし、全員集まったということで、宴会を始める、皆今夜は無礼講だが、飲みすぎで、次の日は、二日
酔いにならないようにな」
全員
『はい』
それから宴会が始まった、ちなみに、啓太と葵はなぜか、艦魂が見えるようになっていた
啓太
「将ちゃん、飲もうぜ」
翔平
「おう、任しとけ!」
数時間後
播磨
「翔平、そんなに飲んで大丈夫?」
翔平
「大丈夫だ、問題ない!!ヒック」
播磨
「全然大丈夫じゃないでしょう!」
啓太
「まぁ、ヒック、播磨いいじゃねぇか」
播磨
「参謀長も飲みすぎですよ」
翔平
「細かいことは気にするな~」
啓太
「そうだ、そうだ」
まぁ、こんなことをやっているうちに、ほとんどの、艦魂、人間が酔いつぶれてしまった
残っているのは、翔平、山本、武、播磨、大和、そして第二連合艦隊一の酒豪、空母萃鶴の六人だけであった、
山本
「こんな平和がいつまでも続けばいいんだが」
翔平
「そうですね、長官」
山本
「君たちが未来から、来なければ、今頃はこんなことはしてなかっただろうな」
翔平
「はい」
山本
「これから、どんな、事があっても我々は、この日本を守り続けよう」
翔平
「はい!!」
萃鶴
「長官、お酒~もっと~」
翔平
「飲みすぎだぞ、萃鶴、お前一人で人の何倍飲むつもりなんだ?」
萃鶴
「え~と、・・・いっぱい」
翔平
「だめだこりゃ」
山本
「はっはっはっは」
こうして宴会も終わり、大日本帝国は、戦争という、嵐の中へと飲み込まれって行った
11月30日 単冠湾
ここには、史実の、第一機動部隊ではなく、第二連合艦隊の戦艦6隻、空母2隻、巡洋艦8隻、駆逐艦12隻、総合輸送艦4隻が、今まさに、真珠湾に向けて、出撃の時を待っていた、
イージス戦艦播磨 艦橋
翔平
「いよいよだな」
播磨
「うん」
翔平
「それにしても・・・寒い」
啓太
「長官、全艦出撃準備完了です」
翔平
「そうか」
播磨
「翔平、外務省への連絡体制は?」
翔平
「それの事なら大丈夫だ、宣戦布告をしたら、外務省から連絡が来る」
播磨
「そうそれなら大丈夫ね」
葵
「長官そろそろ」
翔平
「おう、分かった・・・第二連合艦隊全艦出撃せよ」
全員
『了解』
第二連合艦隊は、北太平洋の荒波を超えて、ハワイ真珠湾へと針路を向けた
12月8日(日本時間)
ハワイ諸島近海
第二連合艦隊旗艦播磨に{ニイタカヤマノボレ一二〇八}という電文が届いた、在米大使官が、米国に宣戦布告通知書を渡し、同時に各マスコミに声明を発表したのだろう、
イージス戦艦播磨 艦橋
啓太
「長官、真珠湾までの距離240kmです」
翔平
「よし、萃鶴、勇鶴に、発光信号!」
葵
「了解」
旗艦播磨から、の信号で、2隻の空母は、飛行甲板に並べられていた機体を、発進させていた、カタパルトから、F-22、F-2、E-2D、が発艦していた、
水兵
「長官、空母萃鶴、勇鶴から信号{ワレ、コウゲキタイノカイシュウチテンニムカウ、キカンノケントウヲキタイスル}以上です」
空母萃鶴、勇鶴、そして、護衛の駆逐艦8隻は攻撃隊の回収地点に向かった
翔平
「よし我々も真珠湾に向かうぞ、艦長!機関一杯、進路真珠湾へ」
艦長
「よーそろー」
第二連合艦隊は、真珠湾に針路をとった
作者「いよいよ開戦だ」
播磨「今回は、更新が早かったわね」
作者「その代わり、話が短いけどな、ハッハッハ」
播磨「一回、飛ばしてやろうかしら」
作者「なんか、聞こえたけど気にしな~い」
播磨「そう、じゃあ、心の準備はいいわね」
作者「えっ・・・冗談デスヨネ・・・」
播磨「残念ながら、冗談ではないわ」
播磨の46センチレールガンが、作者に照準を合わせる
作者「オ、オチツキマショ」
播磨「こんの・・バカ作者~!」
作者「ギャアァァァ~~~」
播磨「やりすぎたかしら、うん?」
作者の落としたプリントを播磨が拾って読む
播磨「え~と、作者は来週から期末考査に入るそうです・・・ということは、小説の更新できないことなの・・・え~~戻ってきて説明しなさい、作者~」
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