表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新生連合艦隊  作者: 天嶽
48/62

第四十六話 米本土攻撃作戦【東京急行】 中編Ⅱ

皇紀2603年6月17日 (現地時間、18:30)


第九艦隊

巡洋戦艦十六夜 CIC


水兵1

「索敵中のシーホーク2から入電!」


軍令部から敵艦隊がサンディエゴ海軍基地から出撃したとの情報を受けて、十六夜からは索敵の為SH-60K、2機を艦隊前方150キロの海域を索敵中であった


雄哉

「内容は?」


水兵1

「ハッ!【敵艦隊発見!編成は戦艦4大型巡洋艦3、重巡洋艦9、軽巡洋艦10、駆逐艦30隻!速度27ノット!本艦隊に向けて直進中】以上です」


雄哉

「よし、旗艦鳥海に発行信号!」


水兵2

「了解!」



重巡洋艦鳥海 艦橋


士官1

「十六夜より発行信号!」


南雲忠一

「読んでくれ」


士官1

「ハッ!【敵艦隊接近中!艦隊を二分することを具申する】以上です」


南雲忠一

「そうか・・・作戦通り艦隊を二つに分けるぞ!各戦隊に通達急げ!」


士官1

「了解!」


第九艦隊は艦隊を二つに分ける・・・


第九艦隊 米本土攻撃部隊


第一航空護衛戦隊

・護衛航空戦艦 富士 朝日 

第九航空戦隊

・航空母艦 一ノ谷 壇ノ浦 河津原

第三航空護衛戦隊

・護衛空母 梅鷹 彩鷹

第二十三戦隊

・軽巡洋艦 阿賀野 能代 矢矧 酒匂

第四独立駆逐隊

・駆逐艦 烈月 慧月 霊月 麟月

第十駆逐隊

・駆逐艦 初風 野風 太刀風 東風

第十三駆逐隊

・駆逐艦 欅 楠 椎 初桜

第三十四補給隊

・高速補給艦 摩周 阿寒



第九艦隊 打撃部隊


第十一戦隊

・重巡洋艦 高雄 愛宕 摩耶 鳥海

第十二戦隊

・重巡洋艦 青葉 加古 羅臼 海別

第一独立戦隊

・巡洋戦艦 天羽 十六夜

第二護衛戦隊

・巡洋戦艦 白神 秩父

第三駆逐隊

・駆逐艦 椛 桑 杉 樫

第五駆逐隊

・駆逐艦 夕雲 岸波 朝霜 清霜

第八駆逐隊

・駆逐艦 笠雲 氷雲 旗雲 浮雲

第五海上襲撃隊

・特設巡洋艦 千里


打撃部隊は米太平洋艦隊を迎撃するために直進し、米本土攻撃部隊は北に転進する。

さらに打撃部隊は陣形を輪形陣から単縦陣に変更、米太平洋艦隊を迎え撃つ準備が整っていた



特設巡洋艦千里 艦橋


特設巡洋艦千里はその指揮通信能力を買われて、今回水雷戦隊旗艦として参加することになっている、指揮を執るのは、岩塚楓少佐、今までの功績からして能力を疑う者は誰もいなかった


「全武装の偽装を解除して!総員合戦準備!」


士官2

「了解!」


千里の前後船倉の扉が開き三式60口径203mm連装砲がせり上がる、さらに艦側面のシャッターが開き零式60口径155mm単装速射砲及び、二式61cm4連装魚雷発射管が姿を見せる、優雅な艦影から瞬時に攻撃的な艦影に変貌する。


千里

「さて、腕が鳴るわね」


士官2

「旗艦鳥海より、信号【水雷戦隊を率いて、敵艦隊に突撃せよ】」


「南雲司令、張り切ってるわね」


千里

「南雲忠一中将は水雷戦術の第一人者と呼ばれているけど、その実力は分からないわね」


「酷評ね」


水兵3

「十六夜より信号!【此れより電子線を開始する】」


「篝を起動させて!」


士官2

「了解、篝起動します」



重巡洋艦鳥海 艦橋


水兵4

「電子戦の開始を確認!篝起動します」


南雲忠一

「この闇が、我が艦隊を隠してくれる・・・両舷前進全速!砲雷戦用意!」


士官1

「十六夜より通信!【敵艦隊まで距離6万2千!方位115!】」


南雲忠一

「帝国海軍伝統の夜戦・・・我らの練りに練った腕の見せ所だ!」



アメリカ太平洋艦隊

旗艦 戦艦ノースカロライナ


アメリカ太平洋艦隊は十六夜が開始した電子妨害によりレーダー及び通信装置が使用不能となっていた、それにより混乱が発生していた


米士官1

「レーダー使用不能!」


ジェシー・オルデンドルフ少将

「復旧急げ!この暗闇では何もできない!ジャップのいい的だ!」


現在太平洋艦隊の指揮を執っているのはジェシー・B・オルデンドルフ少将、史実ではレイテ沖海戦で旧式戦艦を率いて西村祥治中将率いる艦隊を迎撃、十字砲火を加えてこれを壊滅させた・・・


参謀1

「ですが、条件は同じはずです、ジャップのレーダー技術は我々に対して大きく劣っていると情報部から聞いています」


オルデンドルフ

「馬鹿者!それは何時の情報だ!このレーダーの故障も明らかに奴らの仕業だ!ジャップは自らの戦力をわざと過少に公表し、今まで戦ってきたんだ!分かったか、分かったならサーチライトをつけろ!これではまともに戦えない!」


ノースカロライナ艦長

「司令官、そ、それは自殺行為です!」


オルデンドルフ

「いいんだ、敵の火力をこのノースカロライナ一隻に集めるんだ!僚艦が仕留めてくれる」


ノースカロライナ艦長

「あ、アイ・アイ・サー!」


戦艦ノースカロライナの探照灯が闇を割き、第九艦隊の艦影を探す・・・だが視認できたのは、超高速で突っ込んでくる対艦誘導弾であった



巡洋戦艦十六夜 CIC


雄哉

「対水上戦闘用意!対艦ミサイル戦!目標敵1番艦及び2番艦!」


砲雷長

「20式対艦誘導弾1番から8番!スタンバイ!諸元入力開始!」


士官3

「1番から8番まで諸元入力完了!」


砲雷長

「発射準備完了!」


雄哉

「発射ァッ!!」


ズッ!  シャァァァァア――――ッ!!


筒型の発射機に収められた20式艦対艦誘導弾8発が米戦艦ノースカロライナとその後続艦のサウスカロライナに向かって飛行を開始する、最高飛翔速度2.850kmに達する20式艦対艦誘導弾の射程距離は765km弾頭には589kgの高性能爆薬を搭載している非常に高性能だが、一発あたり2億円・・・過去の世界でも量産体制は整って無く、補給は不可能であった。


砲雷長

「着弾まで10秒!」



アメリカ太平洋艦隊

旗艦 戦艦ノースカロライナ


オルデンドルフ

「対空射撃!全火器使用自由!弾幕を張るんだ!」


ノースカロライナ艦長

「転舵!面舵一杯!回避運動を取れ!」


米水兵1

「面舵一杯!アイ!」


ノースカロライナは急速に針路を変える、その前方には自己犠牲の精神で駆逐隊が弾幕を張り始める


更に全ての火器が稼働し、弾幕を形成するが、時速2.850kmで突っ込んでくる、20式艦対艦誘導弾は弾幕をものともせずノースカロライナと後続艦のサウスカロライナに向って飛翔する・・・


米士官2

「駄目だ!速すぎる!」


米水兵2

「敵ロケット弾来ます!!」


ノースカロライナ艦長

「レッド・アラート!!総員何かにつかまれ!」


20式艦対艦誘導弾はノースカロライナの舷側装甲に食い込み数秒後遅発信管が作動し589kgの高性能爆薬が起爆した


ズッドーーンッ!!!


オルデンドルフ

「グッワッ!!・・・クソッ!被害報告急げ!」


米士官3

「第二主砲塔付近に着弾!火災発生!」


米水兵3

「機関室浸水!機関停止!」


米士官4

「左舷副砲塔弾薬庫に火災発生!誘爆多発!消火不能です!」


米水兵4

「破孔からの浸水拡大中!排水ポンプも稼働しません!復旧は絶望的・・・もって30分です」


ノースカロライナ艦長

「司令、退艦命令を・・・」


オルデンドルフ

「・・・・サウスカロライナの被害状況は?!」


米水兵2

「し、司令・・・」


オルデンドルフはウイングから後続のサウスカロライナの現状を見て絶句した


サウスカロライナを襲った20式艦対艦誘導弾の命中個所はノースカロライナとほぼ同じの左舷副砲塔群と第二主砲塔付近であったが、サウスカロライナには20式艦対艦誘導弾が深く突き刺さり、火災は手の付けようがない状況であった


そして、ノースカロライナの艦橋に空気を切り裂くような、大爆発音が響いた


サウスカロライナは第二主砲塔の弾薬庫に火が回り弾薬庫に保管されていた装薬、主砲弾が誘爆した、第二主砲塔は艦橋の高さまで吹き飛び艦体が断裂し、艦首を高くつきあげた、ノースカロライナ級戦艦の二番艦としてこの世に生を受けたサウスカロライナは就役から二年という短い生涯を閉じた


米水兵2

「サウスカロライナ第二主砲塔付近で爆発!弾薬庫の誘爆の模様!」


オルデンドルフ

「ガッ・・・ディム」


ノースカロライナ艦長

「司令・・・」


オルデンドルフ

「指揮をサウスダコダに委譲!・・・総員退艦!」


ヴィ―――!!ヴィ―――!!ヴィ―――!!


艦内スピーカーから、退艦を知らせる、警報が響く


ノースカロライナ艦長

「負傷者を優先だ!ボートに乗りきれん奴は飛び込め!司令も退艦を」


オルデンドルフ

「いや・・・私はここに残る」


ノースカロライナ艦長

「し、司令!?」


オルデンドルフ

「艦長、君は退艦を急ぐんだ!」


ノースカロライナ艦長

「・・・」


オルデンドルフ

「艦長!」


ノースカロライナ艦長

「あ、アイ・サー」


米海軍戦艦ノースカロライナは妹のサウスカロライナの後を追うように、サウスカロライナ沈没から20分後にアメリカ海軍少将ジェシー・B・オルデンドルフと共に沈没した、ノースカロライナのサーチライトは沈没する最後の瞬間まで第九艦隊の方向を照らし続けていた・・・


天嶽

「さて、読者の皆様にご報告があります!」


播磨

「なによ、作者」


天嶽

「あら、なぜか不機嫌」


播磨

「それも、そうでしょうね、最近出番がないせいね、主砲も錆が付いちゃいそうだし」


天嶽

「さて、第一志望大学に合格しました!」


播磨

「へ~そうなの、仕方ないわね、今回はやめておくわ」


天嶽

「た、助かった・・・さて、もうすぐ本小説もめでたく50話を迎えます、それで何か企画を立てようと思っております」


播磨

「なにをやるの」


天嶽

「未定です」


播磨

「考えておきなさいよ」


天嶽

「了解」


播磨

「ご意見、ご感想お待ちしています」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ