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新生連合艦隊  作者: 天嶽
36/62

第三十四話 真珠湾強襲 前編

新年・・・少し遅れましたが、明けましておめでとう御座います。

今年も頑張って投稿していきたいと思いますが、来年には運命の大学受験が控えていますので、これまで以上に投稿が遅くなる可能性があります、ご了承ください・・・


では、駄作ですがお楽しみください。

4月24日


アメリカ合衆国

ハワイ諸島 オアフ島 上空



富嶽戦略爆撃隊 

指揮官機


富嶽戦略爆撃隊はオアフ島上空15.000メートルを飛行していた


康暉

「爆撃手、準備はいいかぁ!」


爆撃手

「はい、いつでもどうぞ!」


康暉

「よし、いいか、間違っても、民間施設には落とすなよ」


爆撃手

「この三式爆撃照準器がしっかり機能していますから大丈夫です」


三式爆撃照準器は富嶽専用に開発された、最新式の照準器であり、現時点で世界最高性能を誇っており、最高機密と指定されている


康暉

「よし、操縦をそっちに渡すぞ」


爆撃手

「了解」


電探員

「下方から機影!数・・・測定不能!とんでもない数です」


康暉

「安心しろ、ここまでは上がってこれない」


副操縦士

「護衛戦闘機隊が降下していきます!」


康暉

「よし、このままいくぞ」


副操縦士

「了解!」



連合軍 防空戦闘機隊


米パイロット1

『見えたぞ!・・・でかい!主翼にミートボール!間違いない!日本の重爆だ!』


米パイロット2

『畜生、なんて高空を飛んでるんだ、これ以上上昇できんない』


チャック・イェーガ―

「くっ、このP-51をもってしてもあの高さまでは・・・」


世界で初めて音速を超えた男チャック・イェーガ―も交じっていた


米パイロット3

『おい、上から何か来たぞ!』


チャック・イェーガ―

「な!ック!」


イェーガ―は反射的に機体を急降下の体勢に入れる


ドドォ~~ン


ズッガ――ン


チャック・イェーガ―

「ハァ、ハァ・・・あいつが・・・ソニック!」


富嶽戦略爆撃隊の護衛任務に就いていた、音神、蒼山が急降下し攻撃を開始した


米パイロット1

『ドイツのジェットがやられたぞ!』


米パイロット2

『嘘だろ・・・う、後ろに着かれた!たs・・』


ズッガ――ン!


独パイロット1

『くッ、何故奴らの機体は小回りが利くんだ!くッ』


メッサーシュミットMe262を操るパイロットが音神の後ろに着こうと機体を急旋回させる


だが


独パイロット2

『おい!何やっているんだ、その機体は急旋回させると、失速するぞ!』


独パイロット1

『くっ、しまっt・・・』


ズッドォーン


次々に墜ちていく、連合軍の航空機、すでに4分の1が撃墜されていた





哲也

『これで・・・10機目!』


「調子いいな、哲也」


哲也

『それほどでも・・あるかな』


「調子に乗るな、」


哲也

『ハハハハ、スミマセン』


「まぁいい、下方に爆撃機だ、ミサイルを積んできたかいがあったようだな」


哲也

『やっべ、久々過ぎて、ミサイルの発射の仕方を忘れたかも』


「嘘つけ、何時もシュミレータで訓練しているだろう」


哲也

『冗談ですよ』


「まったく、23式空対空誘導弾及び21式空対空誘導弾の使用を許可する、全弾打ち込め」


哲也

『了解!』



第二連合艦隊 

旗艦 イージス戦艦播磨 CIC



水兵1

「本艦より、30キロ圏内に敵味方ともに艦影、機影なし」


士官1

「三笠以下第二連合艦隊、本隊空襲圏外に退避完了!」


翔平

「よし、殿は本艦だけで十分!各員、奮闘努力せよ、三笠に繋いでくれ」


水兵2

「了解・・・繋がりました、」


翔平

「ありがとう」


翔平は受話器を取る


『長官、幻夜一番機からの報告では敵の数は3000以上と聞きましたが・・・』


翔平

「あぁ、報告は受けている、だがな、3000以上いる敵編隊を艦隊の被害なしで殲滅することは可能か?」


『そ、それは・・・』


翔平

「不可能だろう、必ず艦船に被害が出る、それが駆逐艦なら致命傷にだってあり得る、大艦隊の宿命みたいなものだ」


『ですが、播磨に攻撃が集中します』


翔平

「大丈夫だ、本艦の戦闘能力は知っているだろう・・・しばらく第二連合艦隊全艦の対空戦闘を本艦播磨が管制する」


『・・・了解しました、では、三笠以下第二連合艦隊本隊は作戦に従い、之よりオアフ島、空挺部隊降下地点の艦砲射撃ため全速でオアフを目指します』


翔平

「おう、頼んだ、徹底的にやるんだぞ」


『了解しました、ご健闘を祈ります』


プツン ツー ツー


翔平

「艦長、対空戦闘用~意!」


刹那

「了解、対空戦闘用意!」


播磨の乗組員が慌ただしく、艦内を走り、水密扉を閉め、戦闘配置に着く


翔平

「よし、敵編隊は今どこにいるんだ、池内砲雷長」


「はい現在本艦の対空レーダーが敵編隊の一部をとらえました、距離460キロ、方位085、高度3000、速度250ノット、数3000以上!敵編隊は30以上の梯団に分散し本艦に接近中!」


砲雷長も4月の人事異動を行い播磨の砲雷長に就任した、池内晃中佐が就任した、冷静な判断力を持ち、乗組員からも信頼が厚い。


翔平

「(多いな)っち、全システムを対空戦闘にシフト」


「了解!」


士官1

「敵編隊、針路変わらず本艦に接近中!まもなく第二連合艦隊全艦の一式対空ミサイルの射程内に入ります!」


翔平

「よし、一式対空ミサイル発射用意!第二連合艦隊全艦の防空システムを集中管制し敵編隊を攻撃する!」


「了解!・・・対空戦闘!全一式対空ミサイル発射準備開始!急げッ!」


「「「「「了解!」」」」」


CIC内にある、全ての液晶モニターが点灯し、第二連合艦隊、全艦の状況が液晶に映し出される


水兵1

「全防空体系異常なし!」


水兵3

「第二連合艦隊、全艦とのリンク完了!」


士官2

「第二連合艦隊、全艦、全VLSシステムチェック完了!」


水兵4

「精密追尾、FCSにおいてもすでに完了!」


翔平

「目標、全梯団の隊長機を優先的に攻撃せよ!」


「了解!目標!本艦に接近中の敵編隊!全艦!一式対空ミサイル全力射撃、撃ち方――、はじめ――ッ!!」


グワッ ズッシャァァァ――――!!


第二連合艦隊、全艦の防空システムを管制した播磨が一式対空ミサイルを放つのとほぼ同時に、第二連合艦隊全艦から一式対空ミサイルが放たれた、その数1882発、第二連合艦隊が現在保有する対空ミサイルが惜しみなく全弾使用されていた



連合軍 第一次攻撃隊


連合軍攻撃隊は米陸軍航空隊を中心に第二連合艦隊を目指していた、


米オペレーター

「先行する、ルフトバッフェ、Ar234より緊急連絡!【高速飛行物体接近中!敵艦隊のロケット攻撃と認む、注意されたし!】・・・あッ通信途切れました!」


米爆撃機1機長

「チャフ撒布!急げ!」


米搭乗員1

「ラジャー!・・・効くのでしょうか、こんなアルミ箔なんて」


米爆撃機1機長

「気休め程度だ、全部ばら撒け!」


米搭乗員2

「敵ロケット弾、接近!」


米爆撃機1機長

「来るぞ!」


米搭乗員3

「・・・・やったぞ!敵ロケット弾反れました!回避成功です!」


米爆撃機1機長

「よし・・・{ズッガーーーン!}どうした!」


米搭乗員2

「後続の機体が数十機やられました!」


米爆撃機1機長

「くそっ、この新兵器チャフも万能じゃないみたいだな!」


機長は、はき捨てるように言った


米爆撃機1機長

「だが、敵は近いぞ!」


ズッガァーーーン


ミサイル攻撃を受けながら、銀色の回廊を連合軍、第一次攻撃隊は突き進む、


ミサイル攻撃を受け連合軍の航空機は3017機から1315機に減っていた


米爆撃機1機長

「見えたぞ!一隻だけか?・・・あのマストに掲げている艦旗は・・・ッ!全機よく聞け!攻撃目標は、前方の戦艦!第二連合艦隊旗艦のハリマだ!」


第二連合艦隊旗艦のイージス戦艦播磨は後部艦橋のマストには、大将旗と三日月を模った紅い三日月の旗が旗びいていた、この、紅い三日月の旗は、林重工の社旗が夜空に浮かぶ真円の紅い月に基づいて作成された、第二連合艦隊の艦隊旗である。


これには、初代:社長、林道英の深い意図が隠されているそうだが、彼は、西暦2015年に、この世を旅立っており、その意図を知るものは、林重工、二代目社長、林武しか知らない・・・


おっと、脱線してしまった・・・(^^ゞ


では気を取り直して・・・



連合軍、第一次攻撃隊は、今まさに攻撃態勢に入ろうとしていた・・・



第二連合艦隊

旗艦 イージス戦艦播磨 CIC


水兵1

「敵機、チャフ散布!」


「三式焼霰弾でチャフごと敵機をなぎ払う!主砲、射撃準備!」


士官2

「了解!全主砲、三式焼霰弾装填、方位・・・距離・・・入力完了!」


翔平

「艦長、面舵一杯、第三戦速」


刹那

「宜~候!面舵一杯!第三戦速!」


播磨は増速し、全主砲の照準を敵編隊に向ける


翔平は隣にいるはずの播磨に目を向けてみると、播磨は小刻みに震えていた


翔平

「怖いのか?」


翔平はニヤつきながら播磨に問いかける


播磨

「そ、そッそんなことないわよ!」


翔平

「説得力ゼロだな・・・クックク」


播磨

「・・・///、なッ、何言ってるのよ!」


翔平

「ッ!こ、コラ、89式小銃を出すな、こっち向けるな!」


播磨

「う、うるさい!死ね!」


翔平

「ハッハッハ、冗談はこれが終わってからだ・・・どうだ、ちょっとは落ち着いただろう」


播磨

「え?・・・・///ありがとう(ボソッ)」


翔平

「うん?なんか言ったか?」


播磨

「///なんでもないわ、私、露天艦橋に出てくる」


翔平

「気をつけろよ」


播磨

「フッ・・・誰に向かって言っているの?」


と言って、播磨は露天艦橋に転移した


翔平

「フッ・・・そうだったな」


話し相手がいなくなり、翔平はCICの中央に設置された長官席に座り液晶モニターを見ていた


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