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新生連合艦隊  作者: 天嶽
16/62

第十四話 改造終了

3月24日



現在、呉海軍工廠では、戦艦、プリンス・オブ・ウェールズ以下3隻の英国戦艦、巡洋戦艦を改造中で、大いに活気づいていた、このほか、ビスマルクほか3隻の、独逸艦は大分の大神海軍工廠で、米戦艦は、神戸以下3隻の自走浮きドックで改造を受けている、


自走浮きドック神戸


翔平

「親父どうなんだ、何時になったら、改造が終わるんだ?」

「こっちの方は予定道理に進んでいる、それと護衛の駆逐艦やら、巡洋艦、空母等は現在、各国内の工廠、造船所で急ピッチで建造中だ、だが、こんなに艦が有っても、乗せる将兵がいなきゃ意味がないけどな」

翔平

「そっちの方は心配ない、ちゃんと手を打ってある」

「どんな?」

翔平

「機密だ」

「ふっ、まぁいい、俺はこれから、横須賀に行ってくる」

翔平

「なぜ?」

「新鋭空母が来月就航するからな、それの様子を見に」

翔平

「あぁ、大鳳のことか」

「そうだ」

大鳳は史実なら川崎重工業神戸造船所で就航する予定であったが、工廠等に優先して設備配備した結果、民間の造船所は1930年代のままで止まっていた、だが現在は、工作艦宗谷型を各地に派遣し、各民間造船所の整備、指導を行っている。

翔平

「っで、なにで、横須賀まで行くつもりだ」

「え、電空で」

翔平

「そうか」

電空それは、V-22オスプレイの日本名だ

翔平

「気負つけてな」

「分かっているって」


第一連合艦隊旗艦 戦艦大和


会議室


翔平

「山本長官、捕獲艦の事ですが、予定道理、4月には全艦の改造が終わります」

山本

「早いな、そろそろ各艦がどう改造されるか教えてくれてもいいだろう」

翔平

「そうでしたね、え~とまず、米戦艦3隻は主砲を41センチ3連装4基に統一しまして、もちろん艦幅と全長は伸ばしましたそして速力は30ノットに、英戦艦は、これも米戦艦とほとんど変わりません、レナウン型巡洋戦艦は、主砲が41センチ2連装、3基に改造し、機関、装甲等を少々いじりました、フッドも同じような感じで改造しました、次に独戦艦ですが、こいつは主砲が41センチ2連装、4基に改造しています、ですが、巡洋戦艦は主砲を、30,5センチ砲に変更して、対潜、対空、ミサイルを装備し、護衛戦艦として、今再編成中の第一護衛艦隊旗艦になってもらいます」

第一護衛艦隊とは旧式巡洋艦などを、超近代改装しそれらの艦を艦隊に編入させた艦隊である、いわゆる寄せ集め?

山本

「長々と説明ありがとう」

翔平

「いえ、」

山本

「本土の防衛の方はそちらはどうするつもりなんだ」

翔平

「はい、各航空基地には、海軍の零戦、陣風、紫電、陸軍の疾風等の迎撃戦闘機を各30機以上配備し、さらに重要都市の基地には、音神を5機配備します」

山本

「音神、搭乗員は育成済み聞いているが、整備員の方はどうなんだ」

翔平

「そちらの方も、すでに育成済みです」

山本

「やることが早いなー」

翔平

「それが仕事ですから」

山本

「そうか」

翔平

「そうです、おっともうこんな時間ですか」

時刻は午後7時を回っていた

翔平

「そろそろ帰ります、そちらの出撃は明後日でしたね」

山本

「そうだ、ちょっと横須賀へ」

翔平

「こちらは、1週間後に横須賀に」

山本

「では、また1週間後に会おう」

翔平

「はい」

翔平は大和の会議室を後にし、内火艇で播磨へと戻っていった


3月27日


イージス戦艦播磨 会議室


翔平

「遅れてすまん、」

会議室には、第二連合艦隊の全艦魂と英戦艦、米戦艦、独戦艦の艦魂がいた

そこに、啓太、葵、武、翔平の4人がはいいてきた

翔平

「播磨、全員の自己紹介は終わったか?」

播磨

「終わったわ」

翔平

「そうか、では、改めてようこそ大日本帝国海軍へ、私は、本艦隊の司令長官、林翔平です、以後よろしく」

プリンス・オブ・ウェールズ

「私は元英独東洋連合艦隊旗艦プリンス・オブ・ウェールズです、こちらこそよろしくお願いします」

翔平とプリンス・オブ・ウェールズ握手をする。

プリンス・オブ・ウェールズ

「長官、ちょっと聞いていいですか」

翔平

「うん、なんだ」

プリンス・オブ・ウェールズ

「長官、貴方たち第二連合艦隊は未来から来たというのは本当ですか」

翔平

「うっ、事実だ」

テネシー

「本当ですか」

翔平

「我々は西暦2025年の日本からやってきた日本人だ、我々は太平洋上で奇妙な嵐に会い、この時代に飛ばされたんだ」

プリンス・オブ・ウェールズ

「長官たちがこの時代に来なかったら、今頃世界はどうなっていたんですか」

翔平

「啓太、例の映画の準備だ、俺が話すより、直接見てもらった方が早いからな」

啓太

「了解、1分待ってください」

翔平

「分かった」


1分後

会議室に隠されていた、大型液晶テレビが姿を現した


翔平

「今から、俺たちが、過ごしてきた、歴史の映像を見てもらう、主に第二次世界大戦から現代までの、歴史の映像、写真を編集して作ったやつだ、小1時間で終わる、見ていてくれ」

翔平がBDレコーダーにBDをいれ、映画がスタートする、


一時間後


翔平

「どうだったか」

プリンス・オブ・ウェールズ

「原子爆弾・・・あんな恐ろしい兵器が・・・」

翔平

「そうか・・我々は原爆の開発も阻止しなければならない、このことは、我々がこの時代に来た、時から決まっていた、君達の力私に預けてくれないか?」

ビスマルク

「祖国残酷なことをしていたんだ、協力しよう」

この残酷なこととは、ナチスドイツの強制収容所の事だ

ティルピッツ

「私も協力してあげるよ」

テネシー

「私も」

カリフォルニア

「協力させていただきます」

メリーランド

「協力しよう」

プリンス・オブ・ウェールズ

「私達、英国艦も日本海軍に協力します」

翔平

「ありがとう、全艦の同意が確認されたところで、全艦に新しい艦名にする、まず、プリンス・オブ・ウェールズには、上総、キングジョージⅤ世には下総、レパルスには豊前、レナウンには豊後、フッドには対馬、次にカリフォルニアは相模、メリーランドには甲斐、テネシーは淡路、次にビスマルク、丹波、ティルピッツ、丹後、シャルンホルスト

は、磐城以上、これからよろしく頼む」

全員

『こちらこそよろしくお願いします』

翔平

「以上!では解散!」

翔平以下、3人は仕事に戻った


長官室


翔平

「さて・・・やる気なくすな・・・」

翔平は目の前の執務机に置かれているパソコンを見ていった、これは、家に帰る前までは、宿題をやる気でいた、小学生みたいな感じだと思ってくれればいい

翔平

「はぁ~~、逃げるか・・・」

翔平は回れ右をして長官室から出ようとしたが・・・

播磨

「どこに行こうとしているのかしら、翔平」

翔平

「播磨!どうしてこんな所に立っているんだ」

播磨は長官室の前の通路で立っていた

播磨

「翔平がサボらないように、交代での見張りが今日からされるの」

翔平

「へ~それでこんな所に立っているのか」

播磨

「そうよ、さぁ、早く仕事に戻りなさい」

翔平

「は~い」

翔平は長官室に戻され、播磨以下第二連合艦隊各艦魂の監視下で仕事をすることになった


4月4日



第二連合艦隊は午前2時に静かに出撃した、夜中に出撃したのは、敵の諜報員にきずかれないためだ、史実道理なら、4月18日に帝都初空襲があるはずだ、帝都初空襲を阻止するために、出航し、太平洋洋上で米艦隊を迎撃する作戦が軍令部にいる堀井弘明参謀によって立案され、実行するために、2日後に横須賀からは第一連合艦隊が出撃する手はずになっている。

水兵

「水道抜けました、これより外洋に入ります」

翔平

「全艦巡航速度へ、」

艦長

「宜候!」

こうして、第二連合艦隊が出撃し、作戦の準備が整いつつあった。



作者

「ふ~疲れた」

播磨

「作者なにもやっていないでしょう?」

作者

「なに言っているんだ、今日も大変だったんだぞ、いろいろと」

播磨

「なにやっていたの?」

作者

「朝起きて、宿題して、飯食って、勉強して、予習して、まぁいろいろとしていたんだよ」

播磨

「それは大変ね~」

作者

「なんだその、気の向けた返事は」

播磨

「どうでもいいわそんなの」

作者

「はぁ~そうですか、まぁいいです」

播磨

「では、ご意見ご感想お待ちしております」

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