第十話 フィリピン攻略
12月11日
フィリピン沖
現在フィリピン沖120キロの海上には、戦艦大和を旗艦とする第一連合艦隊がいた、
旗艦 戦艦大和 艦橋
山本
「向こうの作戦は、大成功だったようだな」
宇垣
「はい」
水兵
「電探室から報告!接近中の航空機あり!偵察機の模様」
山本
「林君からもらった、誘導弾を試すか」
宇垣
「はい長官、一式対空誘導弾発射用~意」
砲術長
「了解、一式対空誘導弾発射用意、電探と連動!」
大和に配備されている、一式対空誘導弾は、大和以下主力艦に配備されている、ちなみに、大和型戦艦は、史実とは違い、51cm砲を9門、完全防御方式を採用している、大和型と同じように、長門型もワンランク上の主砲つまり46cm主砲9門を搭載し、ほかの戦艦は41cm砲9門に統一されている
水兵
「電探と連動、目標補足」
砲術長
「発射」
ゴ~ウ~~
誘導弾は轟音を立てて、敵機に向かって飛んで行った
宇垣
「長官、誘導弾は当たるんでしょうか」
山本
「分からん、だが未来では、こういった兵器が使われている」
宇垣
「恐ろしいものですね」
山本
「そうだな、だが誘導弾を使いこなせれば、空襲にもびくつかなくて済む、もしこれがだめでも、今日本の艦は対空火器の城だ」
宇垣
「そうですね、対空火器の方は兵たちも慣れております」
水兵
「敵機視認、………誘導弾命中確認!」
山本
「うまくいったようだな」
宇垣
「はい」
水兵
「長官、誘導弾命中の前に敵機からの電波を観測しました」
山本
「どうやら、招待されない客が来そうだ」
宇垣
「戦闘機部隊をだしますか?」
山本
「あぁ、そうしてくれ、後ろの輸送船隊はどうしても守らなければな」
宇垣
「はい、各空母に打電、護衛戦闘機隊発艦せよ」
現在第一連合艦隊には、第二連合艦隊の空母鳳翔、鳳凰の二隻が派遣されていた
空母鳳翔、鳳凰の飛行甲板からF-22ラプター発艦した、
空母赤城 防空指揮所
??
「F-22ラプターか、日本名を考えないとね」
??
「ふっ、そうね、赤城」
赤城
「加賀、何時の間に」
加賀
「今来たところよ」
赤城
「さて、どんなのがいいかしら」
加賀
「そうね~」
??
「なにをしてるんだ?」
赤城
「小沢、艦橋に居なくていいの」
小沢
「いいんだよ、ところで何をしてたんだ?」
加賀
「ラプターの日本名を考えていたところです」
小沢
「そうか、で何にするんだ?」
赤城
「まだ考えている途中です」
小沢
「じゃあ一緒に考えよう」
加賀
「いいんですか、作戦の途中ですよ」
小沢
「おっと、そうだった、また後でな」
小沢中将は、艦隊指揮のため、艦橋に戻っていった
赤城
「さて考えるか」
赤城からも、防空戦闘機の零戦52型が飛び立っていった、この零戦52型も史実とは違い、F6Fなら互角に戦える性能を持っていた、
旗艦 戦艦大和 艦橋
宇垣
「長官、戦闘機隊の発艦完了しました」
山本
「そうか」
水兵
「電探室より報告、敵機来襲!数約80機」
山本
「対空戦闘用~意!」
宇垣
「長官、戦闘機隊が全部落としますよ」
山本
「いや、あらかじめ、10分の1は残すように言ってある」
宇垣
「なぜですか?」
山本
「まだ、速射砲や機関砲の操作に慣れていない者もいるからな、訓練は十分したが、実戦と訓練違うからな」
宇垣
「そうですね」
B-17を含む攻撃隊は第一連合艦隊近づきつつあった
爆撃機機長
「偵察機からの報告だとこの辺のはずだが」
戦闘機隊隊長
「敵戦闘機接近!な、速い!」
ゴ――、F-22が高速で敵攻撃隊に接近し、攻撃を開始した
F-22の20ミリ機関砲が命中し米軍のP-40は、爆散した、
F-22が護衛戦闘機の相手をしているうちに、零戦52型がB-17に挑んていた
零戦のパイロットはB-17を半分撃墜したところで、旗艦戦艦大和から通信が入った
『旗艦大和より、戦闘機隊へ、これより本艦は対空戦闘を行う、至急退避せよ』
戦闘機隊は、敵機から離れ米軍搭乗員は、疑問に思ったが目の前の、大艦隊が見をみると、そんな疑問は、飛んで行った。
爆撃機隊 隊長
「あの、でかいやつをやるぞ、全機ついてこい」
旗艦 戦艦大和 艦橋
砲術長
「主砲射撃用意!電探と連動、弾種三式弾」
大和の51cm主砲が敵機に照準を定める、ちなみに三式弾は近接信管になっている
水兵
「射撃準備完了」
砲術長
「撃ち方始め!!撃~~っ!!」
ズドオォォーン
三式弾は、見事に敵機の周辺で炸裂し、10機のB-17のうち、7機がジュラルミンの塊となって落ちて行った
砲術長
「ちっ、まだ残ってるな、127mm速射砲射撃開始!」
大和に装備された、速射砲が敵機に照準を定め射撃を開始する
ドン、ドン、ドン
砲弾が敵機に命中した
山本
「これほどの命中率とは」
宇垣
「はい、私もこれほどまでとは思いませんでした」
山本
「よし、マニラへ急ぐぞ」
宇垣
「了解」
その後、第一連合艦隊は、マニラを砲撃しマニラを占領し、マッカーサー元帥は、捕虜となり、その後捕獲した輸送艦で、米本土へと送られた。
作者「更新!」
播磨「作者が壊れた」
作者「はっはっは」
播磨「次回の更新はいつになるのかしら」
作者「分らん!」
十六夜「へ~、私を被弾させておいてね~」
作者「げっ・・・(十六夜がなぜここに)」
十六夜「・・・何回死にたいですか?」
作者「できれば生涯で一回がいいな」
言い終わると同時に、全力で逃げる作者
十六夜「逃がしません」
十六夜も全力で作者を追いかけた
播磨「・・・ご意見ご感想お待ちしてます」




