オオカミの森
「オオカミの森」
「ふうー疲れたよ!!10キロも歩くとは思わなかったよ!久しぶりに部活をやった気分だよ!」
青空誠は村から森まで歩いてきたのである。
「これしきで、疲れてしまうのですか?青空誠さんは?だらしないですね!」
青空誠は顔を赤くして怒ったのである。
「うるさい!日々、家の介護に追われて、ろくにスポーツも趣味で、できなかったよ。そりゃー中学はサッカーしてたけど、補欠だったよ!」
「それは光る扉らからも聞いてるわ!介護大変ですもんね!この異世界でも、皆、歳をとり、誰かの支えなしでは生きてはいけません」
青空誠は真剣に聞いていた。
「この異世界でも介護があるとわ!生きとし生けるものは死ぬか!」
青空誠はふっと頭の中に疑問がよぎったのである
「おい!ルミエール!俺はこの世界で、もし、死んだら、どうなるんだよ?」
ルミエールはあっさりと答えたのである
「それは死にますね!」
「マジかよ!」
ルミエールは、何を当たり前のことを聞いてくるのかと思ったのである
青空誠は不安になってきたのである
「おい!おい!夢の異世界でも、死んだら、終わりかぁ!だとしたら、俺は前の世界よりも過酷な世界に来たのでは?」
ルミエールは呆れていたのである
「何を今更!青空誠さん!貴方は男でしょう!しっかりしてください。死なないように、それなりに、私が貴方をお守りしますよ!光る扉に死なせては、ならないと、固く言われていますからね!」
「そうか!それなら少し安心した!」
青空誠の体からは汗がたくさん流れていた。
冷や汗である
「それよりも、せっかく森に着いたのですから、オオカミの好きな肉の塊を買ってきました。これを仕掛けて、奴らが来るのを待ちましょう!誠さん!」
「そうだな!流石!ルミエール!準備がいいな!!来るならこい!オオカミどもめ!」
口では、そう張り切っては、いたが青空誠は火の剣を震わせていたのである
「ガタガタ!!!!!」
それを横目でルミエールはつぶやいた。
「剣が震えてますよ!」
「うるさい!怖いんだよー!」
青空誠はまたしても顔を赤くした。
続く
それを光る扉は空の上で
「やれやれ!先が思いやられるわい!」