第3章 王国の末裔
ドアを開けた途端恐ろしい物音が響いた
「お前アグヴィル様がいると思ったのか? 馬鹿め...この世には十の世界が存在するんだよwww お前らそんなことも知らないのかw」と何者かが言った
ライが振り向き「おい誰だか知らんが邪魔する奴はぶっ殺す。それが礼儀だ」
僕「おい、ライ、感情を盛り上げんな、アイツらはやばい」
「俺の名を教えてやろうディメンション ダーク フォロアだ」と何者かが言った
ライは「ダーク フォロアだの ボロアだの ピオレだの 知らないが とにかく俺の視線から消えろ」 すると ダークフォロアが唐突に刀を抜き襲ってきた。
僕は慌てて言った「とにかくスピーディスに乗って逃げるぞ」
「分かった」とライが答えた
カレンがダークフォロアに聞いた。
「おーい ダーク フォロア お前秒速何キロだ?」
ダークフォロアは「57万キロだよ お前らより速いからな」
カレンが小さくつぶやいた「良かった遅くて」
僕は言った「で、アグヴィルがいないならどうすんだよ?」
ライはめんどくさそうに「自分で時を操れるようにする」
「習得すんのにどのぐらいかかるの?」
ライが答えた「早くて3年、遅くて10年」
カレンが疲れた口調で「もうすぐ着くから話はやめて」
「着くってどこに?」僕が聞くと
カレンが言った「時を操りたいんだろ その修行の場だよ」そうして洞穴が見えてきた。
カレンがつぶやいた「ほら、洞穴の前についたよ」
ライが怒ったように言った 「お前のつまらん冗談のせいでテンション下がったんだけど、どうしてくれる」
カレンが笑って「どうもしないわ!」
ライがでかい声で言った「で、テンション下がったから、何処かの王国に行ってくる。一応スピーディスを持って行くかんな!」
僕は慌てて「おい、それだけはやめろ」
ライがつぶやいた「good bye 生きてろよ」
「...しょうがないから行くか」とカレンがめんどくさそうにつぶやいた。
3人はライを追いかけて何処かの王国に行った
ライは嬉しそうに「おー 着いたぜ、なんか兵士みたいなのこっちに近づいてないか?」
近づいて来た兵士が「あっまさかライさんですか?」と言った
ライは不思議そうに「そうだけど何だ?」
「有名人ですよ最近では、王にお知らせしなくては。来て下さい」と、数人の兵士が3人を取り囲んだ。
ライが叫んだ「おい、離せ!どこに連れて行くつもりだ!」
カレンが怒って言った「おい、どこに連れて行く!何も聞いてないぞ!」
そして僕ら3人は牢屋に入れられてしまった…