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ブレイブ・スクール 勇者養成学校に通う幼馴染が無茶苦茶すぎる  作者: 仲仁へび
第3章 進級に手こずる僕と幼馴染達
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第22話 ランクアップ目指して



 ともかく、進級のためにはランクアップが必要。

 休日を利用して、ランクが上がりそうな行動とはなにか考える事にした。


 そんな中、ちょうど良い案件があった。


 普段なら面倒事は避けてるけど、今はありがたい。


 小さな村で噂になっている出来事があるとか。


 何でもその村で、怪しい薬売りの商品が出回っていて、被害者が出ているとか。


 その薬を飲むと、一日中幸せな気分になるらしい。


 で、飲んだ人間がぼうっとしてしまう。


 仕事にならない、他の事が手につかない。


 何それ。

 たぶんその薬、やばいやつじゃね?


 幼馴染達の感想もこの通り。


「やばくね」

「あやしいわね」


 だよな。

 

 満場一致のあやしさだった。


 いくら能天気な二人でも、さすがに危険察知センサーが働いたか。

 良かった。ここで「?」なんて顔されたら僕の未来が真っ暗になるところだった。

 もともとだいぶ黒みがかってたけど。


 そういうわけだから、善は急げ。

 さっそく休みの日に、そのやばい薬売りを捕まえることになった。


「で、どこにいるんだ?」

「ヨルン、そういう人がいそうなところ、心当たりある?」

「間違っても表通りや広場にはいませんよ。そういう奴は目立たない所にいると決まってます」


 それで、噂の発生源である村にいき、そこらへんをあるいて、人通りの少ないところや入り組んだ区画なんかを探してみる。

 すると、目的の人物がすぐに見つかった。


 小さな通りの隅に布を広げて、なんか毒々しい色の液体の入った小瓶を並べていた。


 まるでぜひ怪しんでくださいと言わんばかりだ。



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