表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブレイブ・スクール 勇者養成学校に通う幼馴染が無茶苦茶すぎる  作者: 仲仁へび
第2章 勇者養成学校へ入学する幼馴染達
20/79

第20話 誰か代わってくれ



 けれど、まあ日常方面は相変わらずなんだよなぁ。


 数日後。

 僕は、薬屋に手配してもらった胃薬を飲みながら、生徒会室で書類に目を通していた。


 おかげさまでこんな体質になったんだよ、ちくしょう!

 あいつら、恨んでやるからな!


 文句を言いつつ手はとめない。

 手をとめても、書類が増えて、やる事も増えるだけだからだ。

 だか、奮闘したかいあって、順調に消化できていった。

 もう終わりそうだ。

 と思ったら、


「あ、いつもの二人がさっきやらかしたので、この種類も目を通しておいてくださいね」


 と、部屋に入ってきた女生徒が、ばっさり山を追加。

 数字が好きな、クラスメイト。

 僕と同じく生徒会にスカウトされた数字マニアだ。


 僕は恐る恐る、その人に尋ねた。


「その二人って、やけに物を考えない馬鹿と、やけに天然で真面目なお嬢様だったりしないか?」

「何をいまさら。彼らでなかった方が珍しいのでは?」

「ですよねー」


 僕は机に突っ伏した。


「誰でもいいから、誰かこのポジション代わってくれ!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ