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ブレイブ・スクール 勇者養成学校に通う幼馴染が無茶苦茶すぎる  作者: 仲仁へび
第2章 勇者養成学校へ入学する幼馴染達
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第16話 お昼時間



 廊下でカカシになる罰が終わった後、二人は真面目に授業を受けた。

 解放された直後はちょっと文句ありそうだったけど、根が真面目真面目してるから、真剣に授業を受けてる内にすぐに忘れてしまったようだ。僕の幼馴染が、単純な奴等すぎる。


 その後は、お昼放課がやってきた。


 ご飯を食べるために、いつも三人でたむろっている屋上に遅れて向かう。


「ヨルンが俺達の事心配してくれるのは分かるけどな」

「そうね。ちょっと言いすぎちゃったかしら」


 すると扉を開けた時に、幼馴染ズの会話が聞こえてきた。

 それが分かってるならもうちょっと自重してくれ。


 近づいて声をかける。


 手に持った手製の弁当を掲げた。


「おい、お前ら。昼ご飯もう食ったのか」

「食った食った。購買で売ってる新商品、すごいうまかったぜ。貴重なお小遣い使ったかいあった」

「私はいつも通りお弁当だけど、もう食べたわ」


 二人ともいつもは手作り弁当を持ってきて食ってるけど、たまに購買に珍しい物が出たら買う事がある。


 それで、うまいものリストとか作ってるから、弁当持ってこれなかった日の参考にできる。


 以前、購買までついて行った時、幼馴染共はどこに何の商品があるのか、めちゃ詳しく把握していた。隠れメニューなんかも知っていたりして、呆れたりしたが。役に立ってるので文句はない。剣とか人助けに向ける情熱を、なんでこういう所に向けてくれないかな。



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