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3話

「すまない。事情も何も知らぬ少女にこのようなことを言うのはとても気がひけるのだが、どうか我らと共に戦ってほしい。」



現在。王様が頭を下げてます。

誰に?

私に。


いやいやいやおかしいでしょ!こういうのはテンプレでは最低な王様で、人のことを人と思ってないような人じゃないの?!



「あの。頭を急に下げられても…困る。」



そしてはい。聞いてわかった通りに私の口調が変わってます。恐らく表情も基本無表情だと思われる。



「頭をあげて。一国の王が簡単に頭を下げてはダメ。」


「そうか…助かる。」


「何で私を呼んだの?」


「それはわたくしが説明します。」


おぉ。王女様だ!



「今この国にはとてつもないほどの強大な危機が迫っています。」


「魔王とか?」


「いいえ?魔王は四大国家の1つの魔族の国『グリースト国』の王ですよ?」



なんと。魔族は仲間だった…



「…話を続けてもいいですか?」


「あ、どうぞ…」


「んん。この世界には邪神と呼ばれる存在がいます。その邪神は約5000年前に勇者達によって封印されたらしいのですが、予言によりここ数年の間に復活すると出たらしいのです。」


「予言?」


「はい。この国には聖女と呼ばれる方がいまして、その方は代々特別な力を持つ方々でしてその力で邪神復活を予言したのです。」


「ふーん。それで?」


「その予言によると『異世界から呼ばれし4人の勇者達によって再度封印することができるであろう』とのことでして、先ほど言った四大国家の魔族領『グリースト国』。獣族領『サーラウンド国』。妖精領『フェアリール国』。そして、ここ。人間領『アグレシスト国』。この四つの国合同で召喚の儀を行い、人間領では妖精領と合同で行い貴方が召喚されたということです。」


「なるほど」



大体わかった。だけど私に出来るだろうか?

龍宮一族だし。この体になってもそれは変わらないことはわかった。でも、今まで平和な日本にいたからかそんなことをいきなり言われてもよく分からない。



「返信は一応おーけーにしておこうと思うけど、他の人に会ってみたいかな。」


「!!わかりました!そして、ありがとうございます!!」


「わしからも礼を言う。ありがとう。」


「だから、いきなり頭を下げないでください。国のトップとその子供でしょ?」


「「ははははは!!」」


「ははは…はぁ」



この先何とかして行かなきゃだけどなんとかなるのかな。

ね、眠い…


そして、冒険が始まらない!!

早く冒険に行かせようと思ってます。


あと、感想の方もよろしくです

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