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17話 影座、空間と虚を表す

「にしてもっ…何であんたこの魔流とやらを俺にっ…教えてんだっ…?」


「君、魔王に負けたでしょ、魔王は魔流を完全に理解している、しょうがないことさ」


俺はあれから7時間、寝ずに鍛え何もせずとも心拍数を上げれるようになった、その後は魔流を使った実践…アルディスとの戦闘訓練が始まった。


「負けてなんか…いや、認めるよ、あれは負けだ。」


「右脇腹が甘いよっ」


「うぐっ…!」


こっちの攻撃は当たらないのに隙を見られてすぐに骨に響く拳をぶちこまれる…これが神か…


「自分を過小評価しないように、僕相手でここまで戦えてるんだから凄いことだよ?」


「そりゃ…嬉しいねっ!」


足を払い、空中に浮かせその隙をっ…!


「背中に流れが来てない、もっと全身に行き渡るようにしようか」


っマジか…あれを交わすか!


「はい1本、少し休憩するよ。」


「水が上手い…」


「うん、動きは良くなってるね、ただ流れが着いてきてない、そこを治そうか。」


「へいへい…」


鍛練はキツいが…楽しい、自分の強さがどんどん上がってる…気がする!






グリドールの奴、頑張ってるな…あんな動き何時間も出来るってあいつ何者なんだ…俺も頑張らないとな…文字通り死ぬし…!


「だんて、かりえ、でぃなみ、だいの!」


出ない…あれからずっと呪文を唱えてるが何が起こるわけでもなくただ叫ぶ骨がそこに居るだけ…辛くなってきた…


「だんて、きりえ、だいなみ、でぃーの!」


「だんて、きり…ああもう!ざっけんなはよ出てこいや!」


俺が痺れを切らして叫ぶと光が降り立ち地面を貫通していった


「え…?」


「あいたたた…ちょいちょい!何すんねん!そないに乱暴に呼び出し食らったらこうなるに決まっとろうが!」


開いた穴の中には…認めたかないが顔の良い男がいた


「あぇ…あ、あんたがダンテか?」


「あぁ、せやけど?なんや我を呼び出したるはただの人骨かいな」


なんか…想像してたのと違う奴が来た。


「スリーフ…すごい音がしたが大丈夫か?」


「お、アルディー!おひさ~」


「わーダンテ君!久しぶりだね姿変えた?」


…どうやらこいつは本当にダンテらしく、俺にずっと話しかけてくる…


「なー骨君宇宙の真理知りたない?我知ってんで?」


「そういうのは自分で解き明かすのが良いんだよ…」


「じゃあなんで呼び出したんや?大体の奴は宇宙の真理知りたくて我を呼ぶんやけど…」


「ここから出たい、ただそれだけだ。」


「なんやねんそれ…まええわ、我を呼び出す時点で君の実力は分かる、アルディーにも会えたしな?」


そこからダンテの呪文講座が始まった、だが分かりにくい!神の説明はなんでどいつもこいつも分かりにくいのばっかなんだ…


「ええか?神さん達は星座を則って能力が付くねん、我は蛇の目座やな、アルディーは筆座といった感じや。」


「蛇の目…見通す目と理解?」


「せやせや、これは聖者と真理の能力が付く感じや、呪文は我の元からの能力や!どやすごいやろ?」


「元?神って生まれたときから神じゃないのか?」


「なんや君そないなもんもしらんのかい、まええわ教えたる」


どうやら俺達の魔法を使う世界は異質らしく他の世界は一人1個の能力しか使えないらしい。


「んでな、それが二つになると悪魔、三つ以上になってその地位が認められると神の仲間入りっちゅーことや」


「へー…聖者と真理の能力は何が出来るんだ?」


「お、ええ質問や…聖者は我の前では嘘や幻覚、幻惑が通じなくなる物やね、真理は…ちょっと説明出来んかな、ついでやけど呪文なら全部知ってるしなんなら新しく生み出せるで。」


そこからダンテは俺にここから脱出するための魔流を操作する呪文を一瞬で作り教えた


「あーちゃうちゃう!えっくどぅやなくてehkdや!」


「はい…」


教え方は下手だったが…








「お久しぶりですリオハさん、早速案内しますね!」


「本当にふわもふ…って感じだねあの子。」


私達は西側諸国へ着き、マリアッチ君の案内で魔王がいるという森へ行くことになっていた


「あ、ここからは徒歩なので降りてください」


「何故だい?馬車では行けない崖のような物があったり?」


「いえそうではなくて…この森、馬が怖がっちゃうんです、今まではそんなことなかったんですけど…」


あの悪魔達の情報、強ち嘘では無いのかも…


「ね~リオっち~…なんかこの森雰囲気ヤバない?夜道に鬼あり、っていう感じなんだけど?」


「君意外とビビりだね、まぁ、私もただならぬ雰囲気は感じているが…」


「あはは…大丈夫ですよ、きっと魔王なんて居ませんよあはは…はは。」


暗い顔だ、恐怖と不安を隠している…マリアッチ君に無理はさせたくなかったんが…
















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