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6話 不明多々、船頭多くして船山に登る

「オい、おマエ太りスぎだ、痩せロ。」


「はぁ?!ぜ、全部筋肉だわ!」


「そコの金髪、手伝エ」


「お、おう…」


空間にハマったグリドールを助け出すワープの横目でリオハ達は情報交換をしていた


「ほう、君達悪魔は元来別の世界で生活していたのか…そこを魔王に召還されたと…」


「そそ、まー人間さん達には理解できない物だからここは無視していいよ、でここからが重要。」


「魔王は、奴は、神になろうとしている…!」


アスモデウスの衝撃的な発言に場が固まる


「か、神?お前さん何言って…」


「宗教的な神じゃなくて種族的なだよ、人間達には知覚も理解も出来ない領域にいる生物、魔王はそれになろうとしている。」


「それで、魔王が神になったらどうなるのかな?」


「まーこの世界は文明ごと滅ぶだろうね、私はワープの能力で逃げれるからどうでもいいけど…」


世界が滅ぶ、その更に衝撃的な言葉にリオハは説明を求める


「少し、質問が多いね…なぜ魔王は神になろうとしているのか、なぜ魔王は世界を滅ぼさんとしているのか…」


「私も詳しくは知らないよ、ただもう時間が無いことは確かだよ、あいつ、神になるまで後数時間だし」


「っ!どういうことですか!さっきから貴方言ってることがめちゃくちゃだしまだ信用もっ…!」


「うっさい、今私が話してんの。」


マリアッチが立ち上がりアスモデウスの肩に手を掛けた瞬間、アスモデウスは胸元を見せマリアッチは気絶したかのようにその場に倒れる


「ってめぇ何を!」


「お前もこいつみたいになりたいかデカブツ、下がれ。」


「ロア君従いなさい、単刀直入に聞くよ、君は味方か敵か…どっちかな?」


「それは…っ!速いね、耳長族…」


トリスはアスモデウスの首に刀を掛け脅す


「あのマリアッチ君に掛けたやつ…君の体を見ないと発動しない系だろ?僕盲目だから効かないよ…」


「答えて、病気と色欲の悪魔…トリス君が君の首を飛ばす前にね。」


「なにシテル?」


アスモデウスの状況を見てワープが飛んできてリオハの首を締め場は拮抗状態となる


「これが、君達悪魔の答えかい?」


「おいクソ悪魔…それ以上リオハさんの首締めたらこいつの首が飛ぶぞ」


「脅しのツモりか耳長族…?切ってミロ…!」


トリスの刀はアスモデウスの首に到達し血が滴る


「やめろ!」


「っグリドール…!」


「俺は、こんなことをお前にさせる為にあそこへ行ったわけじゃない、あの親方もそんなことを思ってその刀を打ってないだろ…」


「それからアスモデウス、お前は人間を下に見すぎだ、ワープも血の気が多すぎ。」


「こんなこと、してる場合か?」


グリドールの言葉に分隊は我に帰る


「違うだろ…!仲間割れをしに来たんじゃなく!魔王を倒しに来たんだろ…!何してんだよっ!」


「悪魔達、お前らがどういう存在か知らんがもし敵意があるなら俺があのハエと同じ結末にしてやる」


「っ!?ベルをコロしたノお前カッ!」


「ワープ、落ち着いて、グリドールの言う通り私達にも非がある。」


ワープは不満気ながらリオハの首から手を引く、それと同時にトリスも刀をしまい一息着く。


「ごめん、この獣人は戻すから。」


「ぐはっ!わたす何を…?」


「…早く本丸へ向かうぞ」


グリドールが一旦場を収めたが未だ悪魔と人間達には深い溝が出来ていた


「グリドール、君はどちらだい?悪魔か、人間の味方をするのか、君は最初あの悪魔を連れていたよね、もしかして…」




リオハさん、俺は仲間の味方だよ。


















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