25話 新しい仲間
3.魔王討伐、自国の防衛。
「これは君達の誇りに関わることだ、ここにいるものは皆魔王や魔物によって家族、友人、大切な物を失っていると聞く、その諸悪の根源、魔王討伐はいかなる死線を潜り抜けた者でも命を掛けた戦いになるだろう」
「もし、もし魔王討伐で命を落とすのが嫌なものは囚われている人達を救助した後家に帰ったもらって結構、私は、それを攻めはしないが…」
「そのようなことを考えているものはいないだろうな…」
「さて魔王の情報についてだが…古い文献がある、これしか情報は無い、この文献の後進化し強大な力を得ているのは事実、だがこれに目を通すことで得られる物もあるだろう。」
~文献の内容~
魔物 統ベル者 魔王
魔法 効カズ
強大 ダガ 目ト流レ 読ム者
打チ倒サン
「これでこの文献の内容は終わりだ、少ない情報だが生かしてくれ」
「決行は翌日早朝!それまでに各自分隊の者と親睦を深め誇りを持ち戦地に赴く準備をしろ!解散!」
作戦会議は終わりリオハの組んだ分隊と一緒にグリドール街並みを歩いていた
「え~っと…まず各々自己紹介でもしようか、まず僕から、名前はトリス、エルフだよ、武器はこの刀1本、よろしくね。」
「俺はグリドール、見て分かる通りドワーフだ、魔法は使えん、だが腕っぷしなら任せろ。」
オーロライト王国組はグリドールとトリスの2人、並々ならぬ実力者だ。
「わたすはさっきも言いましたがマリアッチて言います、西側諸国から来ました、近接戦闘はあまり得意ではないのでよろしくお願いします。」
西側諸国連合軍から来たマリアッチは3mはあろうか巨大な杖を取り出し自身の魔法について説明する
「見ての通り魔法使いなんですけど、ちょっと披露しますね」
杖を地面に二回打ち付けるとマリアッチは消えまた二回打ち付ける音がするとまた現れる
「この通り透明化とか人の見た目や状態を変化させる魔法が得意なんでよろしくです。」
「次は俺だな、俺はロア・ソだ!好きに呼んでくれ」
「俺が得意とするのはこいつだ!」
ロアは背負っていた大きい袋から巨大な銃を取り出し自慢気に語る
「こいつは俺専用に作られた子猫ちゃんだ、9個のバレルから毎秒300発の弾丸を発射する、素敵だろ?弾数は俺の魔力量で補ってるから安心だ。」
「そりゃすごいな、だがそれだけ強いとなるとかなりの苦労があっただろう」
「まぁな、途方もない金が掛かったし何よりこれは俺の親父が生涯掛けて作った遺品だ、設計図も素材も不明、だが圧倒的な強さがある、それで充分だろ?」
「お~…すごいですねロアさん、それ持ってみてもいいですか?」
「おう!持てるもんなら持ってみろ獣のお嬢ちゃん!」
「俺も協力するぜ、いくら重いとはいえ流石に持つぐらいは出来るだろう」
マリアッチとグリドールがロアの銃を持とうとすると触れた瞬間2人は山をイメージし驚愕する
「うおっこれどうなってんだ?」
「これ重いっていうより何か魔法とか呪いが掛かってるタイプですよ、ロアさんこれは一体…?」
「はっは!よくわからんが俺以外持てなくなってんだ!面白いだろ?」
「はいはい皆さん談笑はそこまでにしてもう宿に行きますよ、明日早いんですから…」
トリスは場を収め分隊は宿に入っていく…
「なぁトリス、お前何でロアの奴と面識があるんだ?お前一応罪人だろ?」
「国王に取り込んでね、外交官の地位を貰ってるんだ、だから各国に顔が利くんだ」
「お前…やり手なんだな…」




