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24話 国を越えて結束

「まず魔王軍の勢力だが~」


「あいつ、強いな…」


「まぁね、彼女多分ここにいる誰よりも強いよ。」


「えあいつ女なの?」


グリドールが勘違いしたのもそれもそのはずリオハの見た目は深いフードを被り鷹のような目をちらつかせ髪の毛は無く体格も女性とも男性とも取れるものであったからだ


「おや…そういえば私の紹介はしていなかったね、これは失礼、遅くなったがさせてもらうよ。」


「私はリオハ・エルノ、まぁ好きに呼んでくれて構わないよ、今回は荒野を放浪していたところ国連に見つかってね、魔王軍撃退及び魔王討伐の任を任された訳だ」


「今回の作戦では私は指揮官、私の指示には命を伴って従ってもらうよ」


リオハの話す声は抑揚が無く異様な雰囲気を醸し出していた


「私は魔法が得意でね、主に使うのは言霊魔法、言葉に攻撃力や精神操作能力を付けれるんだ」


「なるほどな!それであんたはあのケスタを座らせた訳か!そりゃ凄い、がそれにも弱点はあるんだろう?」


「君は…ロア君だね、そうだよ、勿論弱点もある、それが何か分かるかな?」


「言葉なんだから耳を塞げば良いんじゃねぇのか?」


「半分正解、一番は魔力で耳を覆うことだね、まぁ私レベルだと音波にして脳に直接伝えるから意味無いけど」


「ロア君、もう座って良いよ。」


「っぐあ!はぁはぁ…俺…今何してた…?」


「ロアさん?大丈夫ですか~?」


「あ~あの女俺を操りやがった…気分悪い…」


リオハに質問をしていたロアは操られていたのだ、これに会場中の者達はリオハに畏怖を抱く


「なに、もう君達には精神操作を使わないよ、だってこれから君達は私の戦友となるんだからね…」


その言葉には信憑性は無く、リオハへの不信感は高まるばかりであった


「さて…私のことはもういいね?本題に入ろうか…」


「今回は作戦を3つに分ける、それぞれに分隊を作り、実行してもらうよ」


~リオハの話す作戦~


1.空に鎮座する目、通称ジャフの目の無力化


2.ジャフの目から魔王城への侵入、囚われている人 の救出


3.魔王の討伐、かつ自身の国の防護


「これが大雑把な作戦概要だ、詳しい説明を今からするから聞いてね。」


1.ジャフの目について…


「君達の国は今結界で外界の魔物から国を守ってると聞いたよ、その魔物を排出しているのが空の目…ジャフズアイ。」


「要はジャフの目はテレポート装置のような役割で魔王城から転送されてきた魔物が無尽蔵に出てきてるってこと、つまりそれを無力化してこちらの物にしてしまえば…」


「魔物は流れてこなくなって魔王城のルートを確保出来るってことですねぇ~」


「正解、君は…獣人か、珍しいね」


「わたすマリアッチと申します、皆さんよろしくですぅ」


方言の強いマリアッチと名乗る者は蛇の目を持ちふわふわの耳を頭に宿す獣人であった





2.目からの侵入方法、そして囚人の解放。


「そもそもあのジャフの目はどうやって空に浮かびテレポートのような機能を有しているか…不明だ」


「おいおいそれじゃどうやって利用すんだ?」


「えっと…グリドール君、それは良い質問だ、それについてだが…スペシャリストを呼んである」


リオハが横に避けると壇上にポータルが開き中から動く骸骨が覗いていた


「うっす皆さん、俺スリーフ、よろしくね」


「うぉ!スリーフ!お前こんなとこで何を?!」


「あれグリドール!お前もなんでここにいんだよ久しぶり!」


「知り合いかな?まぁとにかく彼はジャフの目について詳しいみたいだから、目については彼に任せてあげてね、後素性については詮索しないように。」


「あやべ時間だ、そんじゃまたな皆さん、近いうちまた会うぞ。」


ポータルは閉じスリーフの姿は消え会場には困惑が広まっていた


「さて…囚われている人達についてだが…」


空気が重くなり各国の実力者は真剣な顔つきになる


「人命は最優先、君達は魔王討伐より彼ら彼女らを助けてほしい、良いね?」


「囚われの身の人達は今も恐怖で怯え拷問等されている可能性すらある、これは私個人の願いでもあるが即刻国へ帰して普通の暮らしに戻してやってほしい」


誰かが発言する


「そのために来てるんだ、任せろよ。」


誰かが同調する


「ああそうだ!種族、国関係無く救ってやる!」


「君達の意思を確認できて良かったよ、私も同意見だ、そのためには次の作戦内容が必須だ、心して聞くように。」










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