スペイン海軍とポルトガル海軍
無敵艦隊(近世を含む)は長い歴史を有し、現在は、軽空母を旗艦とした艦隊を保持するスペイン(アルマダ・エスパニョール)。第二次世界大戦では中立するも、その後は30年以上ファシスト政権が経た為、西側社会から孤立。海軍装備は旧式のまま使用され続けた。民政移管後の現在では、イージス艦や軽空母等を運用するなど、非常に近代的で、汎用性のある海軍を有している。
兵力は、現役と予備役を合わせて約3万人。カナリアスに司令部を置き、カディス、フェロル、バレアスにそれぞれ地方隊を創出している。海軍特殊部隊エスペシャル(フェルザグエラネーバル)や、航空部隊を所有し、潜水艦4隻、軽空母1隻、フリゲート艦10隻、哨戒艦13隻、他計93隻からなる。海兵隊や海兵旅団を有し、補給部隊も整っている。
一方のポルトガルはこちらも歴史が深く、アルマーダ(艦隊)マリーニャ(海軍+商船組織)から構成される。マリーニャの中でも海軍戦闘組織を担当するのは、マリーニャ・デ・ゲェッラと呼ばれる。兵力は現役約9000人、予備役約350人その他要員を含めて、約1万400人である。規模は小規模だが、海兵隊員1725人を保有し、通常動力型潜水艦2隻、コルベット7隻等約40隻を保有している。長峰はこう分析していた。
「まずはスペイン海軍を叩き、ポルトガルの戦力は今の戦力でも充分対処可能である。だが、ユーロ圏の他の国から支援されると厄介な力を持っている為、ポルトガル海軍の保有する主力戦闘艦艇には、黙っておいて貰おう。よし、サカヒゲ中将!」
「なんだ?長峰、俺はいつから中将なんかになったんだ?今気持ち良く酒飲んでいたのに。それに何で俺が今更?」
「サカヒゲ・ケイン。君は君が思うより遥かに魅力的な人物だぞ?」
「長峰、貴様おだてるの上手いな(笑)。」




