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如月さんの一人語り  作者: 金木犀
1/17

ここから始まる………

ザッ‥‥…ザザーーーッ

とある、マンションの部屋で【ある男】が今ネットで

生放送をしようとしていた。そして、とある動画サイトに一人の男が映り出した。

映り出した男は髪は黒髪で目の色は赤く、全身真っ黒の服を着ている。背景に映る、自室らしき部屋もカーテンはしめっきているが、そのカーテンもう黒、壁紙も黒である。

「……どうも、皆様初めまして。

 私、如月きさらぎと申します。

 急ですが…

これから毎週水曜日生放送をしようと思います。」

 ネット上では

「こんな全身黒服の男が、急に生放送をネット上で動画を上げたらいかにも怪しいだろう」

「コイツ、真っ黒すぎねぇ?部屋も真っ暗ってヤバくね?」

「名前洒落てんな」

など色々な声が上がっていた。

 ネット上の黒服の男はまた喋り出した。

「 私が話すことは‥……怪談です。

 なに、興味のある方だけ見れば良いのです。 

 怪談と言っても、『タブー』の話ですね

 世の中には、色々なタブーがあります。

  『見るな』『聞くな』『わたるな』

  一つの《〜するな》でも色々な物語があります。

 それを、私は語ろうとしているだけです。……‥

興味のある方はまた‥……

この時刻、この曜日で会いましょう。では……」

そう男が言うと生放送は終わった。

見ていた人達は一体何が目的なのかサッパリわからなかった


“が”

 ただ、何故かあの男の語る内容が気になった。

そう【これは】とある、怪談とそれに纏わる事の被害者達とそれを語り継ぐ者の最初の話であった。



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