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プロローグ

連載作品が詰まるとやってしまう新作投稿。

人気があるようなら連日投稿がんばります!

プロローグ



オレは今夏休みの初日気温32℃もある自宅の玄関先で懸賞で当たった今話題のフルダイブ型のフリーダムオンラインというゲームが届くのを今か今かと待っているところだ。


朝起きて食事をしてからペットボトルの水を片手に待っている。


母さんからは熱中症になるから中で待っていなさいと言われたがそれでも外で待つオレに母さんは仕事へ行く前に塩を渡して出ていった。


水だけだとだめだから塩って・・・


まぁ、大事だけども。


そして、待つこと数時間



「お届け物です!」


「あ!待ってました!」



どこからどうみても後ろに控える人達が持っている大きさはあれだろ!



「ここにサイ…ンありがとうございます。」



ふ、言い終わる前に書いてやったぜ!

さてさて、どこに運んでもらおうかなぁ。と言うか事前に父さんと母さんに話して空き部屋に置かせてもらえるようにしたからそこだよな!



「それでは、置いてもらう部屋はこちらです。」


「それでは運ばせて頂きますね。」


オレは部屋に運ばれたフルダイブ用の装置それも家庭用の簡易版ではなく高級タイプのカプセル型を設置してもらっている。

これはカプセルの中で横になりダイブするタイプの装置で買おうと思うと国産の高級車が買えるくらいだ。


高校生のオレではかえない代物なので懸賞で当たってよかった!


因みに簡易版であれば、一応もってはいる。が、今回の懸賞ではフリーダムオンラインの製作会社が設計製作した装置で最も最適化されていると思ったので応募した。


この懸賞のためにハガキを何枚書いたことか・・・


そんなつらい思い出を振り返っている間に設置が完了したようだ。



「お待たせしました。設置が完了しましたのであとはサービス開始の明日正午までお待ちください。キャラクターデザインについては今からでも可能です。

それではこの度はご当選おめでとうございました。」


「はい!ありがとうございました!」



業者の皆さんが帰ったことを確認したオレは高級感溢れるメタリックカラーの黒いフォルムのカプセルの中へと横になった。


説明はまぁ、サイトで散々見たから大丈夫だし早速やるぞ!



「フリーダムオンラインスタート!」





□□□□






ん?ここは



「ようこそフリーダムオンラインへ!私はナビゲーションシステムのΩです。気軽にオーちゃんって呼んでね!」


「あぁ、宜しくオーちゃん!」



このゲームには高精度AIがいろいろと運営のお手伝いをしているとかでこのオーちゃんもその一人なのだろう。



「それでは、早速アバターをつくる?」


「そうだな。その前に選べる種族とステータスを見せてほしいかな。」


「任せてよ!じゃぁ、そこに写し出すから見ていってね!」


「了解!」




名前:

種族:ヒューマン

Lv:1


HP:100

MP:100

SP:100


物攻:10

物防:10

敏捷:10

器用:10

魔攻:10

魔防:10

精神:10


スキル


種族スキル

汎用性


説明

汎用性の塊で得意不得手もなく自由度の高い育成が可能

━━━━━━━━


名前:

種族:エルフ

Lv:1


HP:100

MP:150

SP:50


物攻:5

物防:5

敏捷:5

器用:10

魔攻:15

魔防:15

精神:15


スキル


種族スキル

魔法適正


説明

魔法が得意で魔法であればどの魔法も覚えることが出来る。が物理的な能力が低いため打たれ弱い。

━━━━━━━━━


名前:

種族:ドワーフ

Lv:1


HP:100

MP:50

SP:50


物攻:15

物防:10

敏捷:5

器用:15

魔攻:10

魔防:10

精神:5


スキル


種族スキル

生産適正


説明

生産活動が得意な種族であり物理魔法ともに使えるがSP,MPが低めである。

━━━━━━━━


名前:

種族:獣人

Lv:1


HP:100

MP:50

SP:200


物攻:15

物防:10

敏捷:20

器用:10

魔攻:5

魔防:5

精神:5


スキル


種族スキル

五感強化


説明

身体性能が高い種族で物理的には強いが魔法関連の適正が低いが五感が優れている。

━━━━━━━━━━


名前:

種族:ゴブリン

Lv:1


HP:100

MP:50

SP:50


物攻:5

物防:5

敏捷:5

器用:10

魔攻:5

魔防:5

精神:5


スキル


種族スキル

生産適正 早熟


説明

全体的に能力は低いが苦手も得意もなく汎用性はある。

また、レベルが上がりやすく成長が早い。

━━━━━━━━━


名前:

種族:スケルトン

Lv:1


HP:100

MP:150

SP:50


物攻:10

物防:5

敏捷:5

器用:5

魔攻:10

魔防:5

精神:15


スキル


種族スキル

斬擊耐性(小) 再生(微)


説明

魔法生物で骨のアンデットモンスターで攻撃力に対して防御力が低いが種族スキルで補える。

━━━━━━━━━━


名前:

種族:レッサーウルフ

Lv:1


HP:100

MP:50

SP:200


物攻:10

物防:10

敏捷:20

器用:5

魔攻:0

魔防:0

精神:5


スキル


種族スキル

連携 五感強化


説明

素早い動きと仲間との連携が得意だが魔法適正はない。

━━━━━━━━━


名前:

種族:ピクシー

Lv:1


HP:50

MP:300

SP:50


物攻:0

物防:0

敏捷:5

器用:5

魔攻:15

魔防:5

精神:20


スキル


種族スキル

魔法適正 MP1.5倍 HP0.5倍


説明

魔法特化のモンスターで物理的には弱い。

━━━━━━━━━━━




「基礎種族はこれだけだよー」


「基礎ってことは他にもあるのか?」


「あるよー秘密だけどね!因みに種族はランダムを選ぶと基礎種族以外に成れるときもあるからね。」


「へぇ、もしかして運が良ければレアなものとかもあるのか?」


「もちろんだよー!」


「へぇ。オレは当たっても死ななければ勝ちだと思ってるからスケルトンがいいけど、ランダムが惹かれるんだよなぁ。」


「それならやってみますかい?だけどランダムにすると変更は出来ませんよ?」


「そういわれるとあれだけど・・・、やる!」


「そうこなくっちゃ!あ、忘れてた、君のダイブ装置は特別仕様なのでランダム選ぶとユニークスキルが確定で付与されます!」


「おぉー!」


「それから、君だと呼びづらいから名前を先にきめちゃってよ。」


「あぁ、そうだな。」



なんか、事務的な感じをイメージしてたけど全くそんな事ないんだなぁ。



「名前は…リッキーで!」


「リッキーね!重複はないからいいよー!」


「よし!」


「それじゃぁ、種族ランダムしちゃう?」


「しちゃう!」


「じゃぁ、そのボタン押してねぇ。」



と、言うや否や目の前に赤いボタンが現れたので思いきって押してやった!


「そい!」


「ドゥルルルル…………ダン!DAN!決まったよー!ステータスって言ってみて!」


「ステータス!」



名前:リッキー

種族:スライム

Lv:1


HP:100

MP:50

SP:50


物攻:5

物防:5

敏捷:5

器用:5

魔攻:5

魔防:5

精神:5


スキル


種族スキル

物理耐性(小) 魔法耐性(小) 消化吸収


ユニークスキル

暴食



「スライムかぁ。でも種族スキルで物理魔法ともに耐性あるぞ!」


「スライムならリッキーの望み通りだね!耐性だけじゃなくて消化吸収で何を食べても回復できるよ!」


「おぉー!それからこのユニークスキルの説明ききたいんだけど。」


「ステータス画面のスキルをダブルタッチしたら説明が見れるよー」


「やってみるわ。」



暴食

説明

食べたもののステータスかスキルを一定値吸収し自分のステータスにプラスする。



「これ、チートじゃない?」


「んー、まぁ、スライムならそうかもだけど普通その組み合わせで取得はかなり難しいから大丈夫かな?」


「ふーん、もしかして人種族とかだと食べれないものとかあったり?」


「そんな感じだねぇ。」


「ほうほう。」


「そしたら、あとは初期スキルを選んでねぇ。スキル覧から3つまで選べるよ。ゲームが始まったら自分の行動などでスキルが増えたり強化されるから、自由に選べるのは貴重だよ。そうは言ってもそんなに取得が難しいものはないけど、あとは種族的に覚えやすいものもでてるからねぇ。」


「おぅ。それじゃぁゆっくり見せてもらうな。」



さてさてなにがあるかなぁ。

おっと、その前に種族スキルの説明を見ておくか。



物理耐性(小)

打撃、斬擊など各種の物理耐性(微)を全種類取得すると統合され覚えれるスキル


魔法耐性(小)

各属性魔法の耐性(微)を全種類取得すると統合され覚えれるスキル


消化吸収

食べたものからエネルギーを取得しHP,MP,SPを回復するスキル



ほうほう、なかなかいいスキルだな!

お得感あるし。

まぁ、だけど攻撃手段がないから詰みそうではあるが。


それなら、それを補うスキルを取得してやればいいな。



考えることしばし



「よし、決まった!」


「けっこう考えてたみたいだけど何にしたの?」


「これだ!ステータス!」




名前:リッキー

種族:スライム

Lv:1


HP:100

MP:50

SP:50


物攻:5

物防:5

敏捷:5

器用:5

魔攻:5

魔防:5

精神:5


スキル

鑑定Lv1 酸弾Lv1 踊り食いLv1


種族スキル

物理耐性(小) 魔法耐性(小) 消化吸収


ユニークスキル

暴食



鑑定

さまざまなモノを鑑定することが出来る。


酸弾

酸の弾を撃つ


踊り食い

生きた生物を食べやすくする



鑑定でステータス確認して遠距離用で酸弾、近接用で踊り食い、特に踊り食いは戦いながら回復と強化ができる!



「ほう、なかなか考えたねぇ。さて、このあとはいろいろ説明するから聞き逃すなよー。」


「おう!」



オーちゃんから聞いたのはこんな感じだった。


・ゲーム内の1日は現実で8時間で昼と夜がそれぞれ4時間ずつだそうだ。

明日の正午スタートなので夜の20時から24時の社会人や平日の学生が多くなる時間を昼になるようにとの配慮らしい。


・アバターの操作は基本脳からの電気信号で動かすがスライムのように人形ではないものになるときは現実に影響しないようにプロテクトが掛かっているため安心してほしいとのことだけどしんぱいだよねぇ。


・レベルアップ時に増えるものはHPとステータスポイントが増えるそうだ。

HPはレベル×100でステータスポイントはレベルアップ毎に5ポイント貰えるそうだ。因みにステータスにはステータスポイント表記はPとなるそうだ。

サービス開始に追記されるとのことだ。

あとは、ステータスポイントはレベルアップ以外でも取得できるそうなのでいろいろ探してみようと思う。


・モンスタープレイヤーは町へ行くと討伐されるので森や洞窟などのフィールドスタートだそうだ。

きびしいね。


・死んだときのデスペナは、レベルの1ダウンし、ステータスの値はレベルアップ前の値となる。


・アイテムはアイテムボックスなどのメニュースキル的なものはなく手持ちだそうだ。


・オーちゃんは基本スタート画面で毎回会えるそうだ。



だいたいはこんなものでわからないことがあればヘルプから検索してほしいとのこどだ。



「ふう、ありがとういろいろわかったよ!」


「それじゃぁ、明日までお別れかな?」


「だな。じゃぁ、また明日!」


「またねー!」


面白い!続きがきになる!

そんなかたは下の☆をクリック!

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― 新着の感想 ―
[一言] アイテムが手持ちってことは、鞄とか持ち歩きが必要ってことかな?前衛職とか大変そうだなあ。荷物持ちみたいな役割も必要になりそう。役立たずとか言われて追放されそうだがw
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