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再会

この春高校進学をした俺こと菊池裕也(きくち ゆうや)は、新たの生活に夢を膨らませてクラスに入った


「よお!裕也じゃん」

「茂も同じ科なのかよ」


こいつの名は渡辺茂(わたなべ しげる)幼稚園時代からの腐れ縁だ。

まさか同じ高校で同じ科に進学してるなんて思ってなかった


「同じ高校に進学するなら、一言言ってくれればいいのに」


と茂に聞くと茂は、呆れた顔で


「いちいち言うわけないだろ。言ったところでどうこう変わるわけないし」

「でも、またお前と3年間過ごすと思うと新鮮味がないな」

「それは俺も同意見だ」


と二人で笑う

大体こんな感じで幼稚園、小学校、中学校と同じクラスだったりする

クラスを見渡すが、他は中学が同じ学校だった奴は居ないみたいだ

茂が居たおかげで緊張が解れた気がする

そんな感じで茂と話してると後ろから


「あの・・・すいません菊池裕也さんですか?」


とポニーテールで人形のように整った顔立ちの美少女に話しかけれた

今見た限りだとこのクラスで1番の美少女だ


「そうだけど・・・」


そう言うとその女性は、俺の両手を握り


「あの時はありがとうございました!

 助けて頂いた時は、お礼を言えなくてずっと心残りでしたがやっとお礼言えました。

 命の恩人です!」


と握った手を強く握り、満足そうに顔をほころばせた


「すいません・・・ちょっと誰かを助けたとか無いので、人違いじゃないですか?」


と言うと、しまったと言う感じで表情が抜け落ち


「何も7年前の事でお互い小さかったから、覚えてないのも無理はありませんわ」


と残念そうなに言いつつ


「そう言えば、あの時は名乗れませんでしたが、私の名前は、赤目花林(あかめ かりん)ですわ

 以後お見知りおき下さい」


と一礼する

その後赤目さんは、茂とも自己紹介をして席に戻っていった


「で、彼女赤目さんとはどうゆう関係なんだ?」

「いや本当に初対面だよ。7年前でも人を助けた記憶なんてないし」

「ラブコメ主人公かよ!」


と茂がニタニタ笑いながら言ってくる。

まさに高校生という感じだ。だって初日から話しかけられるとか奇跡でしょ!

と今表情を見なくても顔をほころばせたのが自分でもわかると思っていたら

予鈴が鳴り

先生が入って来たため自分の席に戻り、入学式やクラスでの自己紹介をして

高校生1日目が終了した

そして帰宅しようとして筆記用具を鞄にしまってた時


「あの!裕也くん・・・連絡先教えてくれませんか」


と手にスマホを握りしめた赤目さんに話かけられた

初日からここまで進むの!?っと思いと戸惑いつつ


「じぶんので良ければ・・・」


と赤目さんの顔を見れずそっぽを向きながら言ってしまった…


「ありがとうございます!」


と顔を見なくても満面の笑みで答えてるのがわかる弾んだ声が来た

と終始恥ずかしいながら、お互いのスマホの連絡先を交換した


「よっ、早速赤目さんの連絡先ゲットか羨ましいな」


と茂に背中を叩かれた


「あっちが教えてくれって言われたから交換したまでだよ…」

「でも悪い気はしないだろ」

「そうだな」


と茂がニヤッとした

確かに悪い気はしないし、ぶっちゃけ最高だ!

その後お互いに他愛のない話をして家に帰った。


家でテレビを何気なく点けると、ちょうど報道番組がやっており、アカメダラと言う植物が遂に

コビ砂漠の大半がアカメダラの群生地になり、衛星写真でも砂漠のあった所が真っ赤になってる

写真を紹介し日本でも発見されるため、駆除センターの連絡先とアカメダラの特徴を紹介している。

ここ数年は、この報道ばかりだ。

そうすると早速スマホが鳴り赤目さんから連絡が来たと顔をほころばせる

スマホのスリープを解除したスマホでお互いに話した所、要約するとこうだ


7年前に命を助けてくれた

その時はお礼が言えず、お互いに自己紹介も無かった

その後伝手を辿り、身元と進学先を知りわざわざここまで引っ越してきた


とそんな感じだ

そこまでしてくれたのは嬉しいし、謝りたいんだが本当に人を助けた記憶がない

と伝えると


『仕方ないです、今と全く容姿も違いました。記憶が無いのは当たり前です

 でも安心して下さいこれから教えてあげます』


と返事がきて

あれ…これ遠回しの告白なのでは…と思いスマホから目が離せなくなり、返事を書いては

消し、書いては、消しと気が付いたら外が明るくなっている。

慌てて寝たが案の定起きれず親に叩き起こされ、慌てて準備をして何とか2日目から遅刻にならず

何とか間に合った

なお茂には、ゆびを差されて爆笑された


休み時間となり、赤目さん方に目をやると、早くもクラスの数人の女子と楽しそうに話していた

なのにどうして俺は、クラスで仲良く話せるのが茂しかいないのか…

コミ症由縁の症状です。


その後横の席から話しかけてきた奴もいて何だかんだ数人と連絡先も交換できた

人間関係がリセットされるって良いですね!

その後昼休みになり弁当を食べ学校内を回ってると


「あの!裕也くん」


と赤目さんに声を掛けられた


「どうしたの?」

「裕也くん、昔いろいろな植物を育ててたけど、今も育ててるの?」

「今は、昔はいろいろな植物を興味本位で栽培してたりしたけど、親に怒られてからは

 親の家庭菜園手伝ってるぐらいだよ」

「裕也くんありがとう。ごめんね。いきなり変なこと聞いてなんでもないの…」


と少し残念そう表情をして立ち去った

そんなこんなで学校の図書館を覗いてたら、昼休みが終ってしまった

その後部活の見学をして下校時刻になったので下校した。


次の日やその次も日も茂や他のクラスメイトとたわいない会話をして

クラスでも何だかんだグループが出来た頃

赤目さんから


『今度の土曜日私の家にきませんか?』


と連絡が来たので、早速行きます!と返事を送り

早く休みにならないかと、そわそわしながら次の休日まで待った

ここまで金曜日が長いと思った事は、人生でこの先も訪れないと思ってる

そうしてやっと土曜日が来た!!

駅前で赤目さんと待ち合わせをして緊張して待ち合わせの30分前には来てしまった

でもすぐ赤目さんと鉢合わせになり、お互いに笑ってしまった。


とりあえず思い付いて書きました。文章能力のなさがつらみ

面白かったら評価ください

現実幼馴染も男で、未だに付き合いあるけど、下手したら家族に話せないこと話せるから、ちょっといいよね。

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