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「じゃあ早速異世界に」
「いやいや、まずは向こうの説明をしないとね。」
「あっ、説明お願いします…」
「君の居た世界とは全く違うからね、魔法があって、モンスターもいる」
うん、考えてた異世界だな
「そこで、君にはある男爵家の五男として転生してもらうわよ」
「それに、わざわざ異世界に行ってもらうから少し能力をあげるわ」
「能力?」
「まずは異世界言語の翻訳、文字も読み書きできるわ」
「それは助かる」
「次にアイテムボックス」
「おぉ、定番だな」
「アイテムボックスは希少だから気おつけなさい」
「次に鑑定」
「鑑定ももらえるのか…」
「あとは私の加護も渡しておくわね」
「加護ってなんですか?」
「私の加護には、君のステータスが上がりやすくなる、魔法の適性が高くなる能力があるわ」
「あと、今すぐに渡すことは出来ないけど君が職業を得たときにそれにあったユニークスキルを渡すわね」
「ありがとうございます」
「あっ、忘れてたわ、私があげた君のスキルには私が隠蔽をかけてあげる、赤ちゃんがこんなスキル持ってたらおかしいからね」
「それじゃ、さっそく異世界に転生させるわね」
「わかった」
「赤ちゃんの状態からだから大変だと思うけどそこは我慢してね」
「特に何かしなきゃ行けないことはないんだろ」
「うん、君の好きなように生きてくれればいいよ」
「あぁ、じゃあ好きに生きさせてもらうよ」
「それじゃあ、いってらっしゃい」
そうして俺は異世界に転生した。