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2粒のシロイチゴ  作者: えぬえる
5/21

四言目~それだけはやめて!!~

どうもえぬえるです。最近スマブラしかやってないのですが、久々にスプラトゥーンやったんですよ。ブランクすごすぎて勝てるわけなかったです。

今回はあだ名について2人が試行錯誤する話です!!よろしくお願いします〜

「ねぇミルキーちゃん」

「なんデスか?もうすぐ授業始まりマスよ?」

「『あだ名』って何?」

「あだ名は…エート、仲のいい人とだけ呼びあえる名前…デスね?」

「私たち、本当の名前すら知らないけど?」

そうだ、私達はまだ本名を知らない。ネット上で喋りあってた「イチゴ」「ミルキー」で呼びあっている。

「じゃあ私が先に言うね。私はホワイト、マーガレット・ホワイトよ」

「じゃあ…シロちゃんとか?」

「…ホワイトだから?」

安直だが、どうしてもそれしかないのならそれで呼ばれてもいいかと思った。

「じゃあイチゴちゃんの名前は?」

「私?私は日向 苺(ひゅうが まい)。日の向くイチゴって書くんだ♪」

その時私はふと閃いた。

(ふふっ、それなら男の子っぽいあだ名で呼んでみよう!!)

「それなら私はひゅうがでいい?」

「いいよ」

「えっ…じゃあひなた」「いいよ」

「じゃあストロベリーだからストロー」「いいよ」

なぜだろう…こんなことしてる自分が惨めになってきた。

「じゃあ無難にまいちゃんで…」

「それだけはやめて!!」

「へ?」

「それだけは嫌!!名前呼びだけはだめ!!」

少し驚いた。まさかそんな可愛い名前にコンプレックスがあるなんて…

「へー…でも私は可愛いと思うけどなー、その名前」

「そうなの、可愛すぎるの!!私そんな可愛くないし…名前負けしてて」

「イチゴちゃんも可愛いけど?」

「ふぇっ!?」

彼女は肉眼でもわかるくらい苺のように顔を赤らめていた。私もことに気づき、

「いや、あの、いまのはそういう意味じゃなくて…いや可愛いと思ってるのはそういうことなんだけど…」

と悶えながら弁明した。

その時彼女は頬を膨らませ、

「ミルキーちゃんも可愛いよ!!」と言い放った。2人とも顔を赤らめた…

少しの静寂のその後、甲高いウグイスの声が聞こえた。

『…ごめん』

と2人は一緒にそう言った。キンコンカンコンと学校のチャイムが鳴り響いた。

はぁぁ…こういう終わり方好きなんですよ。これすき

次回はどんな話なのか!!また明日を楽しみにしてください〜!!それではえぬえるでした。さらだば〜

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