三言目~私ね、お母さんがいない子なの~
えぬえるです。最近ポケモンのBGM流し聞きして過ごしているんですが、BWのエンディング聞いて泣きました。それだけです。
出会い編完結になります。それではよろしくお願いします。
「私、記憶喪失なの!!」
「……え?」
すぐさまスマホを取り出して翻訳した。何かただ事ならない言い方だった…まさか重病…!?
「えっと…記憶が…ない?」
彼女は頷き、
「私、記憶が無いの。」と言った。
少し戸惑った。どういうことか少し理解が追いつかなかった。
「…私のこと知ってる…?」
「そう、私が覚えているのはミルキーちゃんの事だけ。他のことは何もかも忘れてるの。」
(そんなことがあるのか…?)と思った。何かのからかいだと思ったが、よく考えると確かにおかしいと思ったことがひとつだけあった。
「今日入学式…お母さん…」
「私ね、お母さんがいない子なの。なんかすごい技術で生まれた子らしくて…一人で暮らしてるんだけど」
私はすぐに理解した。イチゴが交通事故か何かで親と自分の記憶を失ってしまったのだと。思わず涙が溢れた。
「でも大丈夫!!私、今日からミルキーちゃんと住むから!!」
「……え?」
涙がピタリとやんだ。急な突風で雨雲が吹き飛ばされたように。
「店長さんにミルキーちゃんの話したら一緒に住めば?って言われて。今日からよろしくねー!!」
私は思考が追いつかなかった。一言で言うと孤児が家に住む…ってことになるのか?
「よ…よろしくお願いしマス」
「もー、ますはいらないよー!!よろしくでいいよ!!」
「よ、ろしく…」
私が来るまでの数日間に色々なことがあったようだが、笑顔なのが救いだな、と私は思った。
その時、キンコンカンコンと学校のチャイムが鳴った。ビックベンの鐘の音だ…
私達はクスリと笑い、一緒に走った。
完結長かったでしょう…僕もそう思います。長いんだよいちいちと。でも癖なので治りません。
次回から一話完結形式でどんどん進んでいくのでお楽しみに!!
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それではえぬえるでした。また次回。