一言目~アパートってトイレありますか?~
えぬえるです。毎日投稿一日目です。今回こそは有言実行します。
楽しめるほんわか小説になってますように。それではよろしくお願いします。
大荷物を抱えて電車に乗った。幸運にも休日の昼間についたので、「マンインデンシャ」というものには出会わなくて済んだ。少し見たかった気もしたが、学校に通ってれば何度でも出会えるだろうと考えた。楽しさが1つ増えたようで少し幸せな気持ちになった。
都会から少し離れた駅から徒歩15分、少しボロい木造のアパートの一室が新しい家になる。下には小さなスーパーもあり、一人暮らしするには十分だ。
ひとまず、管理人さんに挨拶しに行こうと思い、管理人さんを呼んだ。
「すみまセーン、店長さんはいますカ?」
「はいー、少々お待ちくださーい」
ゆるそうなお姉さんが裏に向かっていった。まだかなと待つことも無く店長さんはすぐに出てきた。
「あなたがマーガレットさんか。よろしくー」
少し小太りの店長さんは見た目通りの優しそうなおじ様で、私の少しの緊張をほぐしてくれた。
「これからよろしくお願いしマス!!」
と声を張り上げ、敬礼のポーズをした。店長さんたちも真似をした。思わずみんなで笑い合ってしまった。少しの笑いでも響くこのスーパー、この街がとても楽しく思えた。
一通りの説明を受けたあと、私はすぐ寝る体勢に入り、明日のためにぐっすりと睡眠を取ろうとした。しかしまさか、あんなことが起きていたとはその時、私は思いもよらなかったのである。
今回は寝るまででしたね。いちいち話の段取りが長いですが楽しみにお待ちいただければと思います。
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それではまた明日、えぬえるでした。