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イン アンダーランド ~imitation Genius~  作者: 朝霧
本編

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4/7

???

 もう少し、もう少しで準備が整う。

 この地獄に自分達が壊れなかったのはこの地獄に来る前にいたのも、また地獄だったからだったのだろう。

 どれだけ苦しみ続けたか、どれだけの同胞が惨たらしく殺されていったか。

 待っていろ人間共。

 何も知らない、何も知ろうともしない、知った所で何をするわけでもなく自分達を見て嘲って来た、その報復を受ける時を。

 その時を思い浮かべた瞬間、笑い声が込み上げてくる。

 一度笑い出すと止まらなくなる、どうしようもないくらい、おかしい。

 自分の笑い声の合間に数年前に行方が分からなくなった、生きているかどうかすら分からない親友の声が、聞こえた気がした。

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