472pt【恋愛】【完結】それは、報われない恋でした(旧題:あなたの視界に)
この話は単純に私が気に入っている話です。
5000字にも満たない短い話なので手軽に読めますが、評価ポイントが示す通り、あんまり好まれる話ではなかったみたいです。
でもどうしても作者的に好きな話なので、8000字くらいに仕立てて、コンテストに出そうかと思っていたりします。→→加筆修正しました!ほぼ倍にするのって大変なんですね……。私、ほぼ後から加筆修正とかしないので、とても勉強になりました。
お盆が近かったので、少しホラーテイストのものを書きたいなあと思っていた時に、幽霊ってそもそも生きてた人だから、霊になっても性格は基本そのままだって話を聞いて、じゃあ心残りや解消の仕方も性格によるんだろうなあ、と考えたのがキッカケでした。
それと、報われない恋をする女の子の切なさを書きたかったんです。
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あらすじ『それは、報われない恋でした』
初めて彼を見かけたのは、真昼の交差点。
事故にあったのか、血塗れで、虚ろな目をしたバリバリの地縛霊だった。
下手に同情して、厄介なことにはなりたくないと、気づかないふりをして、足早に通り過ぎた。
でも、彼がそこにいる理由を理解した時。
私は、彼に恋をした。
どうしたって報われることはない、悲しい恋を。




