370pt【恋愛】【連載中】私の可愛いシンデレラ
珍しく現代ものを書いてみようかと思って短めのお話を考えてみたものです。
長めのもの、ちょっとコメディタッチ、コンパクトに1万字以内、とか自分なりにテーマをもって書いてみた中の一つで、これはファンタジーばかり書いている中で現代ものにチャレンジした作品でした。
心の葛藤はファンタジーだろうと現代ものだろうと変わらなくて、結局、書くのはどういう形態だろうと楽しいのだと知った作品です。
実はあと2~3話なので、時期をみてさくっと書くと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
【あらすじ】
それは2階にある自分の部署に戻るため階段を上っていた時だった。
「うわっ」
小さな叫びと共に、上から人が降って来た。
つまずいたのか何なのか、私の真横を緩やかな放物線を描いて落ちていく彼は……
「~~~~~っ!!おりゃあ!」
おおっ!素晴らしい。
なんと空中でなんとか体勢を立て直し、踊り場に着地した。まぁその後勢いで壁にはぶつかってたけど。
とりあえずケガをしなくて良かったと、ちょっとホッとした時だ。少し上の段に、サンダルが片足分だけポツンと残されているのに気がついた。
シンデレラか。
……入社4年目にして3人の後輩を指導する事になった久美子と、入社したばかりの新人、シンデレラ湯北君のお話しです。
■1回につき1000文字弱の更新■更新は不定期




