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「俺は席番を間違えた」

いや、俺は席番を間違えていない

厳密に言えば、「階」を間違えたのだ

しかし席の番号が合ってたとて

「階」を間違えれば同じこと


席番とは列と番号だけでなく「階」も含んでいる


ああ、恥ずかしい

俺は堂々と席番を間違えた

ああ、情けない

この会場は三度目だというのに


そう、俺は席番を間違えた

久しぶりに大きな間違いを犯したのだ

なのに自分はその席に座った人を

何とか説得しようなんて思い上がり


そりゃ怪訝な顔をされても致し方ないだろう

俺も逆の立場ならそうする


ああ、恥ずかしい

一丁前に説得を試みるなんて

ああ、情けない

間違えているのは俺の方なのに


なんとか本来の席番に着き

冷静を保っているけれども

10年前の俺だったら確実に帰ってた

いや5年前の俺でも即退散した


恥ずかしくてたまらないから

情けなくてたまらないから


これを耐えられたのだから年を取るのも悪くないのかもしれない


どうにか本来の席についたので

気分を切り替える


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