表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/11

戦う研究者

 さて、ようやくドラゴンへまともにご対面


 グォォォォォッ!


 この咆哮、どうやら相当お怒りのようだ


 ドラゴンは怒りたちながらこちらに爪で襲い掛かる


「クリスタルスパーク」


 手のひらから青い球体が生成されドラゴンに向かう


 バジジジッ!


 爪がウィックスに刺さる寸前にスパークは弾け強烈な電撃が走り思わずドラゴンはのけぞった


 スパークは威力こそ高いが弾速と精度に劣る、故に攻められている時にしか発動機会がない物だ結晶魔法はこんなものばっかりだ。


「シャードストーム」


 ウィックスの真上から大量の結晶の破片が現れ嵐のようにドラゴンへ襲い掛かる


 が、破片たちはドラゴンの鱗に止められた、大きいからたくさん当たるしワンチャン目に入れば良かったけどそうにも行かないようだ、これだから結晶魔法は……


 ウィックスが無駄弾を打っているうちにドラゴンのターン、背を向けたかと思うと尻尾で薙ぎ払ってきた


 ズォォォッ! 


 凄まじい風圧がこちらに吹き付ける


「テラーレゾナンス」


 ウィックスが魔法を放つとシャードストームで刺さった結晶が青白く光るとドラゴンの動きが鈍くなる


 これは結晶を介して放つ魔法で根の葉もない恐怖を植え付ける魔法、僕の攻めは時間をかけながらコンボ技でジリジリとアドバンテージを握る戦い方を得意とする、とにかくこれで幾分やり易くなる……がこの尻尾は止められない!


 バシィン


 ウィックスの体は宙を舞いそして


 ゴキリ(首が折れる音)


 頭から地面に落ちた


 勘弁して欲しいものだ


 僕はむくりと起き上がる、僕の持つソウルの量は非常に高く体内にソウルを生み出す結晶を埋め込んでいるからそう簡単には死なない、それに防御の手間を惜しんでテラーレゾナンスを放った甲斐があった、ドラゴンの挙動がかなりおかしくなってきている


 ドラゴンは背を向け飛び立とうとする、だが逃すわけにはいかない、ここで死んでもらう!


「クリスタルの力を……!」


 僕はポケットから青く、そして鋭い結晶を取り出し自身の胸に差し込んだ


 ウィックスの背中からクリスタルの柱が生えてくる


 そしてウィックスの体は浮遊しあっという間にドラゴンの背中を陣取る


「シャードストーム」


 またも大量の破片を撃ち放つ


 ズサササッ!


 どうやら翼はそこまで固くないようだな……かなりのクリスタルが刺さったこれで終わりだ


「ディストラクションシナジー!」


 刺さった結晶が赤く光り、そこから赤い稲妻が発生したそれが連結していく


 結晶は強烈な斥力と同時に弾け、ドラゴンの鱗を砕き、体内を抉り取る


 ギィャァァァオッ!


 もうドラゴンは地に落ちた、一時はどうなるかと思ったけど大した事なかったな。


 

結晶魔法

クリスタル〜、又は〜クリスタルが大体ソレ、特徴として拡張性が高く研究すればするほど色んなことが出来るが大体は防御寄りなものが多く、手っ取り早く攻撃できるものが極端に少ない、攻撃のためには複数の魔法を使って時間をかけなくてはならない、カードゲームでいうコントロール型な性能。

この拙い作品が気に入った物好きはブックマークをしてくれると嬉しいです、

ただ評価されると筆者は


高評価→調子に乗ってさらに拙くなる

中くらい→微妙な気持ちになる

低評価→落ち込む

のでぶっちゃけしない方が心の平静を保てます。(建前)

どうしてもしたいのなら止めはしないさ。(本音)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ