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第291話

第291話です。

 あまりにも暇すぎる。ゆえに私は惰眠を貪る。

 秒針だけが無駄に進んで、それをただ見ている私も無駄にお腹が空いてきた。

 動かないのに、なんて燃費が悪いんだ。そんな風に思いながら私はゴロりんとベッドから転がり落ちて冷蔵庫に向かう。カパッと扉を開いて中を覗き見る。そして目撃するのはこの世の神秘。


「カオリ探検隊の次の目的地はスーパーに決まった……!」


 と、どこか昭和の番組感溢れる感じでいいながら私は外に出れる最低ラインの服装になる。ラフなのは変わらないが、パッと見はただのパーカーなので外に出ても違和感はない。

 あくび1つ相棒にしながら、私は一番最寄りのスーパーに向かって歩き出した。朝起きてから本当にずっとダラダラしているだけだったので、少し体が凝り固まっている。歩きつつ伸びもして、解し解しで向かう。

 ボーカルたるもの体の柔軟性があった方が発生量にも多少の影響があるので、日頃からのストレッチは欠かせない。欠かせないのだが、サボりがちなのが私なのだ。

 別にストレッチが嫌いなわけではないが、シンプルに面倒臭いというのが本音。お風呂上がりがベストだけど、私の生活ルーティン的にお風呂に入ってしまうと急激に眠たくなってしまうのだ。ゆえにストレッチはあまりしない。


「けどっ……そろそろ、ちゃんとしなきゃなぁ」


 背中の骨がボキボキっと言ったのを聞いて私は改めてそう思う。


ぜひブックマークと下の☆からポイントの方をお願いしますね!次回は1日です。

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