第281話
第281話です。
後輩くんのお家で私はごろごろりんとくつろぐ。絶賛バイト中の後輩くんは家にはおらず、私がお留守番ということになっていた。なぜ私がお留守番なのか?と思うかもしれないが、特に理由のない成り行き的なところが一番適切な説明だろう。
後輩くんには自由に使ってくれていいと言われているので、額面通りに受け取って自由に使わせてもらう。
まず私の歯ブラシを置いておいて、セカンド寝間着もベッドの下に置いておこう。あとは化粧水や乳液も置いておいて、簡単なメイクが出来るだけの道具も置いておく。
「よっし!これでいつでもお泊まりできるね」
1人部屋の中で満足気にそう呟く。
ぼふんとベッドに腰掛けて、私は足をパタパタとさせた。
にしても後輩くんは結構バイトを入れているらしい。週に4、5回ほどシフトに入っているらしく、お給料も結構貰っているとの事だ。私もバイトをしていた頃は結構お給料は貰えていた方だけど、週にそこまでシフトに入ってなかったからトータルの金額的には後輩くんのお給料には遠く及ばないのだ。というか、今では普通にアルバムの売上やグッズの売上で結構稼がせてもらっているので、あまりバイト時代のお金のことは気にしていない。
とまぁ、生々しい話を少ししたところで私はベッドの上に転がった。
「早く帰って来ないかなぁ」
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