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第246話

第246話です。

 部屋には大量のダンボールが転がる。

 ガムテープを黙々と取りながら俺はダンボールを開けていくと、生活にすぐ必要なものからセッティングし始めた。

 衣類系は服を仕舞う棚が無いので、ひとまずダンボールを棚の代わりに使おう。強度の面では不安が残るが、そこまで服がある訳でもないのでなんとかなるだろう。

 それよりも今一番大変なのは引越し会社のトラックのすぐ後に来た俺の新しいベッドの方だ。こちらは完全組み立て式で、設計図とにらめっこしながら作らなければならない。さらに俺が寝れるだけのサイズということもあって、全長は190cm近くあり、場所も中々取るのだ。おかげで組み立てが終わったあとの荷物出しの作業がさらにしんどくなる。

 荷物から先に出せばいい話と思うかもしれないが、それはそれでベッドの入った箱がかなりのサイズでこれまた邪魔なのだ。加えて結構重い。よって一度にかかる負担が大きい方から対処する方針となったわけだ。


「にしてもネジが多いな」


 付属パーツとして小さなビニール袋に大量に入れられた黒いネジ。これを設計図通りに回していかないといけないわけだ。無くした時ように少し多めに入っているらしいが、にしても本当に多いように感じるのは俺だけだろうか?


「……まぁ、いいや」


 気合いを入れ直してから俺は箱を開けてその他のパーツも取り出す。

 作業は音楽を聴きながら黙々とだ。


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