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第245話

第245話です。

「じゃあ、私はバイトに行ってくるから、後輩くんはトラックが持ってくる荷物の整理頑張るんだよ!」

「頑張ります」


 ビシッと敬礼しながらマンションの下で俺は意気揚々とバイトに向かう先輩を見送ってから、向かいに建つ自分のマンションに俺は帰った。

 鍵を使って部屋に入ると何も無い部屋の隅に俺はぺたりと座り込む。こう何も無いとあまりにも暇だ。

 引越し会社のトラックが来るのは10時半の予定だ。なので1時間ほどこうすることとなる。


「あー、まじですることない」


 テレビも無ければ、何か食べるものがあるわけでもない。ベッドも無いので昼寝も出来ないし……あ、でもスマホとパソコンはあるから何か見るか。

 俺はカバンの中からパソコンを取ると電源を点けて動画配信サービスの画面を開く。見るのは昨日の新幹線で見た映画の続きだ。ちょうど前回の続きからなので緊迫した感じを覚えたまま見ると、こちらにまでキアヌ・リーブス演じる主役の緊張感が伝わってくるようだ。


「って、馬っ!?」


 なんとバイクと馬とのカーチェイスと呼べるのか分からない演出が入ってくる。アメリカの都会を馬が駆け抜けるというなんとも突飛な思いつきは、さすが洋画と言ったところか。

 にしても相変わらずキアヌ・リーブスのアクションには目を見張るものがある。彼は決して若くないはずなのに、演じるキャラクターのアクションは派手さもとい迫力が凄い。


「……すげぇ」


 そんなシンプルな感想を漏らして俺はトラックが来るまでの間を楽しむのだった。


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