表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
164/311

第164話

短ーいよ

 少し話しただけで見え隠れする京弥に対しての好意。私はメイドさんのその様子をコーヒーを飲みながら眺める。お帰り直後のお嬢様である私達を放っておいて表情を変えるのを見るのはなかなか楽しい。

 ふと京弥が消えていった裏の方を見てみる。すると仕切りの隙間からちらりとこちらを覗き見る京弥の目と合った。

 何してんだあいつ。

 そんな気持ちがすぐに沸いて出る。仕事をしに行ったのではなかったのだろうか。あれではサボっているのと何ら変わらない気もするし。

 私はスマホで京弥に『覗いてないで仕事しろ』と送る。するとその連絡に気が付いたのか京弥は少し焦った様子で仕事に戻った。

 ふふっ、バカヤローめ。

 1人で頬を緩ませるとその様子を見たメグさんとメイドさんは不思議そうにこちらを見た。


「何かありましたか?」

「いや、別に何も」

「そうですか?」


 少々納得していなさそうなものの、メイドさんという立場上それ以上追求してくる事はしない。

 主従関係最高。

 1人その優越感に浸りながら私はまたコーヒーを飲むのだった。


ぜひブックマークと下の☆からポイントの方をお願いしますね!次回は、20日です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ