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旭日の惑星  作者: 小林ミメト
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第肆拾伍話:奴隷救出作戦 ~其の伍~

最近、よっしゃあ漢唄にハマってます。



オビーチェ湾沖合上には依然として、クラウドペガサス帝国海軍第七艦隊が鎮座していた。


 艦隊の旗艦である蒸気戦闘艦『ハイザーキ』は、未知の海域ということもあり横に砲台が装備された帆船数十隻を引き連れて周辺を偵察していた。


 「ん?」


 その時、双眼鏡で空挺任務についていた空挺部隊を監視していたエンゲル少佐は異変に気付いた。


 「どうした?エンゲル少佐。」


 「第四飛竜空挺部隊が何かと戦っています。」


 「海獣か?先程フリーダ君が捕まえてきたゴドナベツの少年奴隷の話では、昔からここら辺の海域では出るというからな。」


 「艦長・・・海獣の方がまだましだったかもしれません。」


 「それは、どういう意味かね?」


 エンゲル少佐は、一呼吸置いたところで目の当たりにしたあり得ない現実を艦長に報告した。


 「流線型の飛行物体です。流線型の飛行物体によって第四飛竜空挺部隊が全滅しました。」


 「なんだと!?」


「その中の一基がものすごい勢いでこちらに向かってきます!」


 艦長は、望遠鏡をエンゲルから借り受け彼が指さす方を除いた。


 「ちいっ!あの速さで退避は無理だ!迎撃しろ!!」


 「了解!」

  

 そんなやり取りをしている間にも、飛行物体は艦橋に向かって真っすぐ飛んできた。


 彼は、間に合わないと悟って艦橋から第一艦載砲指令室につながる伝声パイプで部下に砲撃開始命令を下した。


 「砲撃兵!二番主砲砲撃よーい!!」


 「二番主砲よーいよし!!」


 「二番主砲、爆裂魔導弾薬装填はじめ!」


 装填したのち、角度を調整し魔力を注入していつでも撃てる体制に入った。


 「発射まで五秒前!5、4、3、2、1、発射!!」


 すさまじい轟音とともに実体弾が飛行体に向けて飛んでいった。


 実体弾は、見事飛行体に命中して爆発した。


 至近距離での爆発だったためガラスが数枚ほど割れた。


 「大丈夫かお前ら?」


 「「大丈夫であります!」」


 艦長は、乗組員の無事を確認するとエンゲル少佐に向き直った。


 「見事だエンゲル少佐。」


 「感謝の極み。」


 そう言いながらエンゲル少佐は、額の汗をぬぐいながらニヤッと笑って敬礼をした。


 ~ 駆逐艦『電』戦闘指揮所 ~


 「レーダーから噴射式誘導弾消失!」


 「着弾したんじゃないのか?」


 「・・・いえ、ち、着弾前に爆発した模様です。」


 無論、こんなことは想定外だったため電の戦闘指揮所はざわついた。


 「誘導弾の自爆装置が誤作動を起こしたのか?」


 「いや、ここは異世界。魔法か何かで迎撃したのだろう?」


 「砲雷長。いかがいたしましょう?」


 電の砲雷長である森山少佐は、少し考えたのちに『神雷』を飛ばして偵察できるかどうか、空母加賀の通信兵に伝えるよう部下の佐藤少尉に頼んだ。


 ~ 空母『加賀』艦橋 ~


 「・・・以上であります。」


 海田艦長は、通信兵の伝令を聞くと眉間にしわを寄せて考え込んだ。


 「難しい・・・『神雷』は虎の子である上に燃料に限りがある。」


 「・・・・。」


 重苦しい空気の中で口を開いたのは、彼の旧知の仲である平賀博士だ。


「だが、このまま手をこまねいていては、助けるべき亜人奴隷をいつまでたっても助けられん。それに、海の上で漂っていてはいずれ燃料や食料がそこを尽きてしまう。」


「確かにそうだな。・・・よし!神御田中佐と栗林中佐、ほかの神雷搭乗員八名に伝達!整備が終わり次第直ちに発艦せよと!」


「了解であります!」


 通信兵は敬礼をしたのちに足早に艦橋を後にした。


 「栗林中佐殿、ここでしたか。」


 彼は、休憩時間中だったため喫煙所で煙草を吸っていた。


 「お、神御田か。どうした?」


 「出撃命令よ。あなたさっきからずっとタバコ吸ってるじゃない。」


 「別にいいだろ、ママの●●●●吸ってるわけじゃねえし。」


 神御田は、栗林のセクハラ発言に顔を真っ赤にして反論した。


 「バッ!バカ!!そう言う問題じゃないでしょ!?」


 「わかったよ。今行くよ。」


 そう言うと栗林は、吸い殻入れに煙草を押し付けて火を消した。


 「ねえ・・・。」


 「ん?」


 神御田は何か言いたげに顔を赤くしたままそわそわした。


 「・・・・た、たばこ臭いから機内に消臭剤おいていいかしらっ!」


 「フッ、好きにしなよ。」


対策で伏字にしたはいいが、何か余計に卑猥になっている希ガス。

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