登場人物紹介 ※本編読了後閲覧推奨
登場人物紹介 ※本編読了後閲覧推奨
※本編登場人物の簡単な設定紹介になります。
本編のネタバレを多分に含む為、本編読了後の閲覧を推奨致します。
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【内藤 高志】（ないとう たかし）
性別：男性 年齢：２４歳 種族：人間
身体適性：Dランク
魔力適性：Aランク
能 力：【誓約の魔眼】
本作の主人公。ハーフの母親を持ち、本人はクォーター。
父親譲りの黒髪に、母親譲りの青み掛かったグレーの瞳が特徴だが、その特徴故少年期は周りと違うという理由でイジメにあう。
中学二年生、１４歳の時に父親が謎の失踪を遂げた事がクラス内で噂になり更に浮いてしまい、徐々に学校へと通わなくなり、そのまま引きこもりになる。
１０年後の２４歳の誕生日に意を決した母親により、自宅を追い出され就職活動を余儀なくされ、その後”異世界適合者”として魔法世界へと異世界転移するハメになる。
”異世界適合者”の特典により、魔力適性が世界最高基準の推定Aランク、加えて相手の瞳を見据えて『約束事』を取り付ける事により、必ず誓約を遵守させとうと働く異能の力【誓約の魔眼】を得る。
魔力適性とは相反して、身体適性はDランク。これは科学世界におけるタカシの身体能力から殆ど変わり無く、魔法世界においては能力の低い部類に該当する。
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【大精霊カーバンクル】
性別：女性 年齢：数百歳 種族：元精霊
身体適性：Cランク
魔力適性：適性外
能 力：”限定解除”による精霊化
本作のヒロインその１。自称、カーチャン。通称、カー子。
秩序の大精霊。その使命は強大な力を得て魔法世界に転移してきた”異世界適合者”の監視とサポート。
かつて強大な力を得て”魔王”を名乗り世界征服を企んだ”異世界適合者”を止める為、同時期に出現したイレギュラー、後に”光の騎士”となる少年を導き、”異世界適合者”によって振りまかれる悪意を阻止する為に『世界の意志』によって生み出された大精霊。
赤髪に、エメラルドグリーンの瞳、主張の激しい双丘とその胸元で光る真紅の宝石が特長。
”限定解除”により精霊化する事により、背中には三対六枚の結晶状の翼が生え、瞳の色は紅く光り、胸元の宝石は額へと移動する。
闇属性を除く全ての属性の魔法に適性があるが、最も得意で好んで使うのは火属性魔法。
人間の身体になり食事の必要性を得た為、現在は食べる事の喜びに目覚めている。
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【キキーリア・モウラ】
性別：女性 年齢：１４歳 種族：人間（元精霊の末裔）
身体適性：Eランク
魔力適性：適性外→補充した魔力量に応じて
能 力：『吸魔の加護』
本作のヒロインその２。黒髪黒目の日本人を想起させるような見た目に、エプロンドレスを身に纏った美少女。初登場時は１３歳。
その元精霊の末裔という生まれが原因でレーカス商会に目を付けられ、幼い頃にひっそりと暮らしていた故郷の村と母親を失う。
その後レーカス邸に引き取られた彼女は、自らの故郷と親を奪った仇敵の元で、そうとは知らずに８年間生活する事になる。
彼女に発言した能力『吸魔の加護』は、自身の意志とは関係無しに、周囲の魔力を奪い続け、自らには存在しない『世界の意志』との繋がりを開く為、徐々にその力を蓄え自らを精霊へと昇華する器を完成させる為に力を蓄える能力。
１４歳の誕生日にレーカスの手により、最後の注射を終えて精霊へと至る為の器としては完成したが、精霊化したカー子の妨害により、十全たる魔力を得られなかった為、半人半霊という不安定な存在として覚醒。
また、精霊として不完全な為、カー子同様『世界の意志』との繋がりは持てないままだが、精霊の器としては完成している為、その後『吸魔の加護』を通してタカシから魔力補充を得て体内に魔力を留める事が可能になり、カー子とは違い魔力適性のある普通の人間として正体を偽る事が可能となっている。
彼女が元々『世界の意志』との繋がりを持たない特異な存在だった為、タカシとカー子は冒険者ギルドでの適性検査の結果が漏れ、レーカス商会に目を付けられる事となる。
※彼女の名前はロシアの働き者の味方とされる謎の多い幻獣、キキーモラからもじって名付けられている。
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【セイコム】
性別：男性 年齢：２４歳 種族：人間
身体適性：Bランク
魔力適性：Dランク
能 力：無し
伸ばした茶髪にチャラい言動が目立つ女好きのイケメン。
落ち着きが無く童顔という事もあり、身長は１７０センチを越えているにも関わらず幼馴染のセイコムと並ぶと若く見られ、時には弟と間違えられる事をコンプレックスに思っている。
身体能力は極めて高く、レーカス商会の警備部門に所属する者の中では数少ないカー子と互角に渡り合える猛者だった。
本編終了後は、アルスと組んで二人組の凄腕冒険者として名を馳せていく事になるが、それはまた別のお話。
※名前は警備会社のセコムより。
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【アルス】
性別：男性 年齢：２４歳 種族：人間
身体適性：Cランク
魔力適性：Cランク
能 力：『鷹の目の加護』
短く切り揃えた金髪に１８０センチを超える高身長が特長の好青年。
幼馴染にして悪友のセイコムと共に、１４歳の時に田舎を出て独立情報都市ゴーグレへとやって来た。
体術、魔法ともに平均以上の能力を有しており、当時幼いながらその能力と将来性を買われレーカス商会へと雇われる。
セイコムよりも落ち着いている為、兄または女房役として彼を諌める立場。
その仲の良さからレーカス商会に勤務する女性陣の間では密かに二人の仲を応援する秘密のファンクラブが存在したとかしなかったとか。
本編終了後は、セイコムと組んで冒険者家業を営んでいる。
※名前は警備会社のアルソックより。
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【ウォルググ・レーカス】
性別：男性 年齢：４３歳 種族：人間
身体適性：Aランク
魔力適性：Aランク
能 力：召喚魔法、隷属魔法の行使
本作第一部（仮）のラスボス。大陸有数の大商会、レーカス商会を一代で築き上げた稀代の大商人であり、独立情報都市ゴーグレの開拓者にして最高責任者。
二十年前にとある罪を犯してしまい妻と子を残したまま現実世界を追われ”異世界適合者”として魔法世界に流れ着く。
不運にも自身を導くはずだった精霊が封印中だった為、たった一人異世界で生き抜き、現実世界への帰還を目指すハメに。
情報を集める為に商人としての道を歩む事になるレーカスだが、余りにも強く望んだ帰郷と現実世界へと残してきた家族への想いの強さが彼の人生を更なる狂気へと進ませた。
魔法世界を悪夢、泡沫の夢と称する彼は、情報の収集と共に明らかになる魔法世界の仕組み、既に戻れぬ身となっていた自身の境遇に絶望、二十年の時を経て、異世界の人々の命に尊さの欠片も感じられない狂った化物へと成長していく。
机上の空論だった召喚魔法の開発・完成、禁術指定されている隷属魔法の行使等、魔道士として類を見ない才能を発揮する反面で、身体適性もAランクという正真正銘の異世界チート。
※彼が作り上げた独立情報都市ゴーグレはgoogleをもじったものであり、彼の名前は（ウォル）ググれカス――が由来している。
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【アシェリー】
性別：女性 年齢：２６歳 種族：人間
身体適性：Cランク
魔力適性：Cランク
能 力：無し
独立情報都市ゴーグレにある冒険者ギルドの人気受付嬢。
その美貌から言い寄る冒険者が後を断たないが、実はギルドマスターの妻。
元冒険者であり、同じパーティであり師匠でもあったギルドマスターが、冒険者を引退してギルドマスターになる事が決まった際に、彼のプロポーズを受けて結婚。
子供はまだ居ない。
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【ギルドマスター】（ハゲオヤジ）
性別：男性 年齢：４７歳 種族：人間
身体適性：Bランク
魔力適性：Bランク
能 力：『鉄肌の加護』
そのハイスペックな適性に加えて、『鉄肌の加護』の恩寵により、『鉄壁』の二つ名を有していた元Ａランク冒険者。
３０代も後半になり、いよいよ冒険者も引退して隠居暮らしを考えていた矢先に、ゴーグレの冒険者ギルドからギルドマスターとして指名を頂く。
これを期に弟子であり、娘の様に可愛がってきたアシェリーとの関係性を考え直す。
これまで、アシェリーからの好意に気付いていても、何時死ぬやもわからぬ冒険者家業で恋だ愛だとうつつを抜かす等考えられなかった彼は、己と向かい合い、自身の本当の気持ちに気が付きプロポーズをしてめでたくゴールイン。
名無しで脇役の分際で、まるでおっさんものラノベの主人公の様な人生を送っている生粋の勝ち組。
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【リピーク・エタゴ】
性別：男性 年齢：３６歳 種族：人間
身体適性：Dランク
魔力適性：Dランク
能 力：無し
極めて平凡な男性。独立情報都市ゴーグレの門番を務めており、ゴーグレにやってきたタカシとカー子に初めて声を掛けた人物。
その後もちょくちょくお世話になっている為、異世界にやってきてからタカシが気軽に話せるようになった数少ない人物。
※名前は門番を直訳したGate keeperを逆さにして適当に読んだもの
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【光の騎士】
性別：男性 年齢：不明 種族：人間
身体適性：不明
魔力適性：不明
能 力：【強者魅了の魔眼】
作中作品『光の騎士物語』に登場した実在した人物。
その正体は魔王同様”異世界適合者”であり、極度のロリコン（ペド）が原因で現実世界に見放された可哀想な男。
数百年前の人物であるにも関わらず、作中でカー子がロリコンという単語を知っていたように、彼だけは魔王討伐の為に『世界の意志』が未来”異世界適合者”の中から時空を越えて、最も適性の高い者を選びだした人物であり、現代に近い時代から過去の異世界へと召喚されている。
特殊能力【強者魅了の魔眼】によって、行き着く先々で屈強な男達に見初められては襲われるという悪夢の様な生活を強いられ、自己防衛の為に強くなるしかなかったという歴史を語る美談では決して語られる事の無かった悲運の主人公。
カーちゃん（カー子）と出会った後も、彼はロリコン克服の為タカシとは違い、【強者魅了の魔眼】に対して魔眼封じをしてもらう機会は得られなかったという。
なお光の騎士という二つ名は、彼が名乗った本名が間違って伝わり勝手にナイト＝騎士として定着してしまった呼び名らしい。
旅の途中で出会った後述のハーフエルフの幼女に恋をする。
人間とは違い急速に成長し、見た目の変わっていくハーフエルフの彼女と、真実の愛を育みロリコンを卒業する事で、魔王討伐後現実世界へと帰還する。
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【大賢者】
性別：女性 年齢：不明 種族：ハーフエルフ
身体適性：不明
魔力適性：測定不能
能 力：『世界の意志の祝福』、異世界転移魔法
作中作品『光の騎士物語』に登場した実在する人物。
予言により、世界を救う子を産むとされていたエルフの女性と、予言に逆らい恋をした人間の男との間に生まれたハーフエルフの少女。
予言に逆らい生まれた忌み子として故郷のエルフの里で迫害を受ける。母親の死を切っ掛けにエルフの里を追い出された所を光の騎士とその仲間たちに拾われる。
エルフ族は幼少期の期間が非常に短く、５歳～１０歳の間に急速に成長と遂げて人間族の二十歳相当の見た目となり、その後ゆっくりと歳を重ねていく稀有な種族である。
その為、５歳を越えて急激に成長する身体が原因で光の騎士から嫌われる事を恐れた彼女であったが、光の騎士はそれを克服。二人で真実の愛を育むに至る。
極めて特異な『世界の意志の祝福』という加護を得て、精霊と同様に無尽蔵の魔力行使を可能とした彼女は、魔王を倒し世界を救った後、その祝福を利用して『世界の意志』に願い入れ、異世界転移魔法を使用。光の騎士と共に現実世界へと渡り、幸せな家庭を築く。
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【カーチャン】J('ー`)し
本編一話にのみ登場。タカシの母親。現実世界の人物の為ステータス表記は無し。
最愛の夫が失踪し、引きこもりになった一人息子を一人で育て上げた我らがカーチャン。
ハーフでありタカシと同じくその瞳は青み掛かった灰色をしている。
タカシが自分の目を受け継いでしまったせいでイジメ等に合わないか不安で、少しでも日本人らしい名前を付けようと、昨今のキラキラネームブームに逆らいタカシという如何にも日本人らしい平凡な名前を付けて我が子の幸せを祈った良き母。
本編でも記載されていたように、まるで耳元を隠すかのように、外に向かって跳ねるようにウェーブの掛かったボリュームのある髪型をしている→ J('ー`)し
