第1章 転生しました‼ ★8★
少しずつですがブックマークも増えてきました。まだの人は宜しくお願いします。
俺は街を出てレーベルの森へ向かう。街を出て30分程歩くと森が見えてきた。この辺りはまだ街に近いので特に魔物は現れなかった。武器や防具などなにもないが、避ければ良いだけなのでまぁ大丈夫だろう。俺は街の近くなので、そんなに強い魔物は出ないだろうと思っていた。森に入るとそれらしい草などがある。俺は〔鑑定〕を使ってみる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毒草
効果:摂取するとお腹を下す。老人や子供などは摂取しすぎると死ぬこともある。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「鑑定持ちじゃないとやっぱり難しかったな」
俺は毒草とは違う種類の草をどんどん鑑定していくがどれも毒草だった。効果はお腹を下すだけではなく、呼吸困難を引き起こすや幻覚症状を引き起こすなど毒草のオンパレードだった。鑑定しながら奥へと進んで行くとやっと薬草を見つけた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
薬草
効果:この草を煎じて煮詰めると回復薬となる。擂り潰して傷口に塗っても少しだか傷の治りが早くなる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「やっと1つ目か。でもこれと同じの探せば良いんなら少しは楽になるかな」
そして何とか10束程見つけ、アイテムボックスに入れた時だった。木の陰より角の生えたウサギが現れる。体長は1メートル程だ。俺は直ぐ様鑑定を使う。
ホーンラビット
LV 3
体力:25
魔力:10
筋力:10
耐久:15
俊敏:30
スキル: 〔体当り〕
「おっ!これが魔物か。やっとファンタジーらしくなってきたな。ウサギだけあって俊敏は高いが、スキルは体当りだけだからあの角に気を付ければいいかな」
ホーンラビットは俺を見付けると、俺に向かって角を突き出し飛び掛かってくる。俺は闘牛士のように軸足を支点にひらりとかわす。
「これぐらいなら問題ないな。取り敢えず魔法を試してみたいけど、使い方が良くわかんないんだよな」
取り敢えず漫画やアニメ、ゲーム等で見たのを真似してみる。手のひらをホーンラビットに向け炎を出すイメージで気を集中してみる。アニメでは良くこれでエネルギー弾みたいなのを出していたな。髪を金色に染めたら似たようなことができるかな?等と考えながら、炎=火という事で魔法を唱えてみる。
「ファイヤーボール!」
すると手のひらから50センチ程の火の玉が出て、ホーンラビットに向かって飛んでいく。俺の出したファイヤーボールはホーンラビットに当たり炎に包まれる。(ウサギの丸焼きだな。食べれるのかな?)等と考えているとその炎は近くの木に燃え移る。
「ヤバい!そりゃこんな森の中で火の玉をぶっぱなせばこうなるよな。取り敢えず、ウォーターボール!」
すると手のひらからファイヤーボールと同じくらいの大きさの水の玉が飛び出し、燃え移った木を消火していく。
「マジで危なかった!まさか今ので放火とかの犯罪にならないよな」
などと心配をするも、魔法が上手くいったことに喜びを覚える。何と言っても憧れの魔法が使えたのだ。厨二病経験者なら仕方ない。すると自分の身体に力が溢れてくることに気付いた。
「もしかしてレベルが上がったか?」
俺は早速自分に鑑定を使ってみる。
タカミヤ ユウキ
年齢 16 LV 5
種族:人間 職業:冒険者
体力:87
魔力:52
筋力:46
耐久:37
俊敏:54
スキル: 〔武術の極み〕 〔魔術の極み 〕 〔成長の極み〕〔鑑定〕 〔アイテムボックス〕 〔言語翻訳〕
「やっぱり上がってたか。やっぱり〔成長の極み〕は取っておいて正解だったな。そういえば魔物を倒した時って素材とか取ったりするのか?」
俺は疑問に思い、もう一度黒焦げになったホーンラビットに鑑定を使ってみる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ホーンラビット
角は武器の素材として使うことができる。皮は防寒具の素材として使うことができる。肉は煮ても焼いてもとても美味しい
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「魔物を倒した後だと鑑定結果も変わるのか。って言うか皮はこれじゃあ駄目だよな。肉は食えるが捌く道具は何もないし。こんなことなら、盗賊の剣を貰っておけば良かったな。取り敢えずアイテムボックスに入れておくか」
取り敢えず黒焦げのホーンラビットをアイテムボックスに入れ俺はもう少しホーンラビットを狩る事にした。勿論探しながら、素材を無駄にしない倒し方を考える。そして直ぐに2匹目を見つける。
「素材を無駄にしないように、これならどうだ!サンダーボルト」
俺は空に向けた人差し指をホーンラビットに向けて振り下ろす。すると雷がホーンラビットの角に落ちホーンラビットは動かなくなる。これなら皮も素材として使えそうだが、それよりもこの〔魔法の極み〕のスキルで思った通りの魔法が出せる。もはや創造魔法に近いのかも知れない。俺はその後3匹のホーンラビットを狩りアイテムボックスにしまった。レベルもいくらか上がったようだ。
タカミヤ ユウキ
年齢 16 LV 11
種族:人間 職業:冒険者
体力:145
魔力:98
筋力:92
耐久:76
俊敏:105
スキル: 〔武術の極み〕 〔魔術の極み 〕 〔成長の極み〕〔鑑定〕 〔アイテムボックス〕 〔言語翻訳〕
「そろそろギルドに戻るかな!」
俺は順調なレベル上げと魔法の効果に満足感を覚えながら街に向かった。