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第2章 竜王祭予選★5★

 皆さんのおかげで日刊PV10000&累計PV200000達成しました。少しずつですがブックマークと評価も上がってきてます。日刊ランキングに入る人達はとんでもない数字なので、いつか自分もそうなれたらなと思ってます。その為にも面白い話を毎日更新出来るよう頑張って行きます。ブックマークと評価の方も宜しくお願いします。

「決勝は昼休憩を取った後行う。ユウキ、ミネアわかったか?」


「「はい」」


「それじゃあミネアさんまた後で」


「ユウキ君どこ行くの?」


「何処って昼御飯でも食べてこようかなと」


「じゃあ何処にしよっか?」


「何で一緒に行く気してるんですか」


「いいじゃないそれくらい。んで、ユウキ君の行きつけとかはあるのかな?」


 ミネアさんは俺に付いてくる気満々である。するとユーリさんが近くに来てミネアさんに負けじと話始める。


「ユ、ユウキさん。この間誘ってくれた定食屋さん、これから行きませんか?」


 ユーリさんはミネアさんを見ながら、私は食事に誘われてるんです。と言わんばかりの言い方をしてくる。今までユーリさんを真面目で優しくて綺麗な人だと思っていたが女同士の争いは恐いと思った。こんなんで奥さんを5人も貰って仲良く生活出来るのか少しだか心配にもなってきた。俺は仕方なく3人で行くことを提案すると二人とも渋々納得してくれた。3人でいつもの定食屋さんに行くとマサムネがいた。


「ユウキ!予選はどうなった?」


「取り敢えず午後から決勝だよ。ちゃんと竜王祭の本選は決めてきたぞ」


「流石ユウキだな。それで両手に花で昼御飯って訳か」


「‥‥‥マサムネ。女性って恐いな‥‥」


「どうしたんだよ。らしくねぇなぁ」


 俺は小声で「後で説明する」と言い席についた。


「何を食べますか?此処は日の本の国の料理を出してくれるんです。二人は食べたことありますか?」


「私はないわね」


「私もないです」


「この国だと主食はパンだけど日の本の国では米が主食なんだ。先ずは気になったの注文してみたら」


 俺はミックスフライ定食にしたが二人も同じ物を注文した。和食だけではなく洋食もあるのが日の本の国の良いところだ。二人は箸に悪戦苦闘しながらも美味しいと言って食べていた。特にミネアさんは、パンよりも腹持ちが良いと冒険者目線の意見を言っていた。


「そういえばミネアさんの二つ名は何なんですか?」


「私は〔魔女〕の二つ名を貰ったわ。魔法が得意だからね」


 俺はミネアさんが1回戦で水の鞭で相手を叩いていたから、もしかして〔女王様〕なんて二つ名だったりしてと思ったが、流石にこの国ではSMなんて意味不明だろうからあるはずもない。


「そろそろ戻りますか」


「そうですね。時間も丁度いいですし」


「ユウキ、決勝も頑張れよ。後で話聞かせろよ」


「わかった。じゃあまた後でな」


 俺達3人が戻ると丁度ライルさんとレイラさんもギルド長室から出て来た。


「流石ユウキ君だね。私に勝った時より更に強くなったみたいだね」


「目標は本選優勝ですからね。Sランクの人達に勝てなきゃ話になりませんし」


「確かにそれもそうだな。もう少ししたら始めるから君達も下に降りていてくれ」


「ちょっとライル、ユウキ君がライルに勝ったってどういうこと?」


「ミネアは知らないのか?ユウキ君が冒険者に成り立ての頃、一度模擬戦をしたんだが私は一度負けてるんだよ」


「ちょっと私聞いてないわよ!」


「ミネアさんいいから行きますよ」


「ちょっとユウキ君も、ライルに勝ったこと教えてくれたったいいのに‥‥」


 騒いでるミネアさんを連れて鍛練場に下りていく。他の冒険者達からは声援がかけられる。


「それでは決勝戦を始める。Aランク冒険者ユウキ、Sランク冒険者ミネア前へ」


 ミネアさんは魔法戦闘がメインなので特に武器は取らない。俺は今までと同じく相手の土俵で戦い実力を見せるため武器は取らない。


「今までと同じく、私とは魔法で戦ってくれるって事で良いのかな?」


「はい、でも負けませんからね」


「こっちも子作りがかかってるからね。手加減はしないからね」


「まだ忘れて無かったんですね‥‥」


「それでは決勝戦始め!」


 ライルさんの開始の合図と共に、優勝決定戦&子作り権を掛けた試合が始まった。





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