第5章 連合軍VS邪神★13★
「お前らぐらい綺麗なら俺の女にしてやっても構わないぞ?あんなガキじゃお前らを満足させる事なんか出来ないだろ?俺がこれ以上ないくらいの快感を味あわせてやるぞ」
レオンはミネア達を見ながら舌舐めずりをし話す。
「冗談も休み休み言いなさい。貴方にユウキの何がわかるのよ!」
「そうです!ユウキさんは優しくて頼りがいがあって貴方とは比べ物になりません」
「それにユウキのあそこはとんでもなく大きい‥‥‥あれを体験したら他の物ではもう‥‥‥」
3人は頬を赤らめながら笑顔になる。
「確かにあれを味わったらね。一晩に何回意識を失うことか」
「あれ以上の快感なんてあり得ませんもんね」
「な、何を‥‥、くそっ!貴様ら皆殺しだ。その後あのガキも殺してやる」
唇を噛み締めながらレオンは攻撃をしてくる。先程までとは比較にならない速さと威力だ。サタンですら受け止めるのがやっとだ。しかしその隙にユキネが自慢の居合いでレオンを斬りつける。致命傷を与えることは出来ないが着実にダメージを与えているが直ぐに傷口が塞がっていく。
「その程度では俺を倒すことは出来ないぞ。エグゾデス様から頂いた力の前ではお前らは無力に等しい」
高笑いをしているレオンだがミネアのウォーターカッターがレオンを襲う。勿論光属性も合成してしている。
「ぐぁっ!」
光属性も合成してる為効果は絶大だった。レオンの腕が切断され中を舞う。そのままユウキが前に使ったセイントファイヤーを使いその腕を燃やす。
「切断しただけじゃまたくっつきそうだし、聖なる炎で燃やしてしまえば回復は出来ないでしょ?」
「き、貴様!魔法を合成出来るのか?それも光属性の炎だと」
「流石ですミネアさん」
「凄いですねミネアさん。まるでユウキさんみたいです」
「まぁね。今ならユウキの言っていた事がよくわかるわ。合成魔法は想像力が重要だってこと」
ミネアはユキネとサタンに補助魔法をかける。ただステータスを上げるわけではなく二人を黄色い魔力が覆っている。
「こ、これはユウキさんの魔力闘衣‥‥‥?」
「ちょっと違うんだけど‥‥光属性の魔法でセイントフォースっていう光属性の魔法の効力を上げる魔法があるんだけど、それを風魔法で体に纏わせてみたの。簡易魔力闘衣ってとこかしら。これなら彼奴にダメージを与えられるわ」
ここに来てミネアが覚醒する。異世界出身のユウキの魔法に対しての考えはこの世界の人では思い付きもしない。しかしユウキと一緒にいることで、魔法は本等から学ぶだけではなく魔力を操作し新たに産み出すことも出来る。今当たり前に使われている魔法を先人達が産み出したように‥‥。ミネアの2つ名の魔女の名は伊達ではなかった。
「くそっ、ダメージを与えれる様になったからと言っていい気になるなよ!」
レオンの体が変化していく。体の色は灰色に変わり目は赤く輝く。筋肉が隆起しレオンの大きさは倍ほどに大きくなる。見た目は最早人間ではなくなっている。
「見た目まで人間を捨てたみたいね‥‥‥」
「コ、コロス‥‥‥オンナモコドモモミナゴロシダ‥‥」
変わり果てたレオンはまともな思考もなくなり、ただ目の前のミネア達を殺す為だけに動き始めた。




