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第5章 連合軍VS邪神★3★

「知っている方もいると思いますが自己紹介させて頂きます。カルナディア国のSランク冒険者、タカミヤユウキと言います。今回は邪神との戦いの作戦や総指揮を取らせて頂きます。宜しくお願いします」


 俺が自己紹介をすると何名かの代表から拍手が起きるが、それ以上の代表からは心配の声が上がる。確かに俺みたいな若僧に世界の命運を掛けた戦いの指揮を取ると言われれば仕方がない。


「私みたいな若僧が指揮を取ることに不安を覚えている人もいると思いますので一言言っておきます。私はこの場にいる各国の代表を1分も掛からず全滅することが出来ます。相手もそれ以上の強さと思って下さい」


「若僧が何を言っているんだ!」


 髭を生やした男性が席を立ち声を上げる。他にも同じような人が何名かいたが皆豪華に彩られた鎧を着ている。おそらく貴族の連中だろう。竜王祭で俺を直に見ている人達は何も言わない。


「では貴方が邪神と戦いますか?今私のレベルは200を越えています。私より強いのであれば喜んで代わらせて頂きます」



「う、嘘をつくんではない。そんな馬鹿げたレベル等有り得るわけがない!」


「静かにしたまえ!彼は魔神を単独討伐した実績がある。それに先のアルヘイムでの魔族討伐において、彼等は4名で魔族本隊を撃退して見せた実力者だ。貴方はそれ以上の実力がありますか?」


 ジャスティ王が声を上げ男に問い掛けたが、一国の王に其処まで言われては幾ら貴族であっても何も言い返す事が出来なかった。





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