表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
219/243

第5章 嵐の前の静けさ★7★

 狩人の国セフィールドに妙な噂が広まっていた。東の森の奥深くで綺麗な女性を見掛けたとハンター達の間ではその話題で持ちきりだ。妖精だと言う者や何処かのお姫様が家出をしただのいろんな憶測がとびかっている。


「其処まで綺麗な女性なら俺の妻にしてやっても良いな」


 話しているのは女性に囲まれながら酒を飲んでいるSランクハンターのレオンだ。


「レオン様、私達だけではダメなのですか?」


「心配するな、お前達もちゃんと抱いてやるから」


 女性達からは黄色い歓声が上がる。このセフィールドは他国に比べ男性の数が幾らか多い。多くの者がハンターという職業に就くために近隣の街や村などから腕自慢の男性が集まってくるからだ。獲物を狩る腕さえ確かならこの国では他者から尊敬の眼差しを受ける。例え行動に問題があろうが女癖が悪くてもだ。ことレオンに関しては行動も問題だらけ、女癖も悪い。しかし整った容姿とそれに似つかわないハンターとしての実力がある為女性からは憧れの的、男性からは疎まれるが実力がある為文句も言えない。そんなやりたい放題のレオンは翌日に噂の美女が現れたという東の森へ向かった。


「本当にこんな森の奥深くにそんな美女がいるのか?あいつら俺を騙したわけじゃないだろうな‥‥」


 草を掻き分け道なき道を進んでいくと其処は綺麗な湖があった。そしてその湖で水浴びをしている女性がいた。肌は透き通るように白く綺麗な黒髪。胸も大きくウエストもしまっている。


「確かに綺麗な体をしてやがる」


 レオンは臆することもなくその美女に近づいていく。


「なぁあんた。こんな所にいないで俺と来な。可愛がってやるからよ」


 振り向いた女性は確かに綺麗だったがレオンは何処かで見たような気もした。


「私を可愛がるとはどういうことだ?この体を抱きたいのか?」


 女性は自分の胸を掴みながらレオンに問い掛ける。レオンはその仕草に生唾を飲む。


「お前誘ってるのか。益々気に入った」


 レオンは女性の腕を掴んで引き寄せキスをする。女性はそのキスを受け入れた後レオンを押し倒し馬乗りになる。


「随分積極的じゃないか。たまには女から攻められるのも悪くないな」


「いまからお前は私の忠実な奴隷になるのだ」


「そういうプレイか?性奴隷にら今だけなってやるよ」


 興奮しているレオンをよそに、美女はレオンの首に手をかけ自分で唇を噛み流した血をレオンの口へとたらす。


「なにやってんだお前!おかしいんじゃないか?」


 その時レオンはその美女の事を思い出した。竜王祭であの忌々しいガキが戦っていた魔神にそっくりだった。


「お、お前はあの時の魔神!貴様俺に何をした!」


 不適な笑みを浮かべながら美女は口を開く。


「お前を奴隷にすると言っただろう‥‥‥」


 力一杯振りほどこうとするが女性では有り得ないほどの力で抑えられていて振りほどくことが出来ない。


「私も久し振りに楽しませて貰う」


「うっ!」


 レオンの体に衝撃が走り体に力が入らなくなる。しかしレオンは体の一部だけが固くそそりたっているのがわかる。女性はそのままレオンの物に腰を沈める。レオンは今まで味わった事のない快楽に襲われる。そしてそのまま意識を失っていく。最後に見たものは妖艶に満ちた女性の顔だった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ