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第4章 魔族VS人間★18★

「ユウキさん!一体どうしちゃったんですか!」


 サタンが俺の振り上げた腕にしがみつき攻撃を止める。


「なんで止めるんだサタン。あいつはミネアとユキネに怪我を負わせたんだけど。それに魔族は討伐しなきゃいけないだろ?」


「そうですけど‥‥‥少しやりすぎです。こんなに魔力を込めた攻撃をしたら回りへの被害が大きくなってしまいます」


 俺は自分が攻撃をした時に出来た地面の亀裂を見た。(こんなに回りに被害が出ていたのか‥‥‥もしかしてあの山も形が変わっているけどあそこまで‥‥‥)


 俺はやっと我に帰った。まさかキレてここまで回りが見えなくなるとは思いもしなかった。その時だった。ルシフェルの目の前にゲートが現れルシフェルはその中に消えていった。竜王祭の時と同じように逃げられてしまった。


「ルシフェルに逃げられてしまったな‥‥‥」


「大丈夫よ。ルシフェルはユウキに手も足も出なかったんだからしばらくはおとなしくしているわよ」


「そうですよ、圧倒的な力の差がありましたしね」


「だといいんだけどな‥‥‥」


 俺の言葉にミネアとユキネさん大丈夫と言わんばかりの笑顔だったが、サタンだけは少し顔を曇らせていた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「くそっ!なんなんだあの力は?たかが人間風情かサタンより強いじゃないか!」


 ルシフェルは部屋の奥にある何か培養しているカプセルの前に立つ。


「まだ実験段階ですがこれを使わなければいけませんか‥‥‥」


 そう言いながら片腕となったルシフェルは作業を始めた。


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― 新着の感想 ―
[一言] サタンがトドメを止めたくせに不安顔すんのかよ んじゃ止めんなや
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